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2017年ミャンマー空軍Y-8墜落事故

2017年ミャンマー空軍Y-8墜落事故
2017年6月7日に発生したミャンマー空軍Y-8F-200の墜落事故について、事故の経緯、捜索活動、および調査結果を解説します。

📌 主なポイント

  • 発生日:2017年6月7日
  • 死者数:122名(搭乗者全員)
  • 機種:Y-8F-200
  • 原因:悪天候による着氷と失速

2017年6月7日、ミャンマー南部ミェイクからヤンゴンへ向かっていたミャンマー空軍の輸送機Y-8F-200(機体記号:5820)がアンダマン海に墜落しました。この事故により、搭乗していた乗員14名および乗客108名の計122名全員が死亡しました。本件はミャンマーの航空史上、最悪の犠牲者を出した事故として記録されています。

ミャンマー空軍のY-8輸送機
事故機と同型のミャンマー空軍Y-8輸送機

事故の経緯

事故機は現地時間13時6分にミェイク空港を離陸し、ヤンゴン国際空港へ向けて飛行していました。高度18,000フィートを巡航中でしたが、離陸から約29分後の13時35分、ダウェイの西約20海里の地点で管制との交信が途絶えました。遭難信号(メーデー)は発信されませんでした。

飛行ルートと交信途絶地点
ミェイク空港からヤンゴンへの飛行ルートおよび交信が途絶えた地点

捜索と回収

事故発生直後からミャンマー海軍および空軍による大規模な捜索救難活動が開始されました。6月7日にはダウェイ沖で機体の残骸が発見され、翌8日には複数の遺体が収容されました。悪天候により捜索は難航しましたが、6月15日には漁船によって尾翼が発見され、6月18日にはフライト・データ・レコーダー(FDR)およびコックピット・ボイス・レコーダー(CVR)が回収されました。

調査結果

回収されたブラックボックスの分析を含む調査の結果、破壊行為や爆発、エンジン故障の可能性は否定されました。調査団は、機体が厚い嵐の雲に突入した際に着氷が発生し、その影響で操縦不能に陥ったと結論付けました。突然の横風と着氷による失速が墜落の直接的な要因とされています。

よくある質問

この事故の生存者はいましたか?
いいえ、搭乗していた122名全員が死亡しました。
事故の原因は何でしたか?
調査の結果、嵐の雲への突入による機体への着氷と、それに伴う失速が原因と判断されました。
ブラックボックスは回収されましたか?
はい、事故から約2週間後の2017年6月18日に回収されました。

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参考文献

  • 日本経済新聞社 (2017年6月8日). ミャンマー軍用機不明、軍人と家族ら122人搭乗.
  • BBC (2017年6月18日). Myanmar plane: Bad weather blamed for Andaman Sea crash.
  • Aviation Safety Network. 5820 Accident description.
  • Reuters (2017年6月18日). Black box from crashed Myanmar army plane retrieved.