日本の選挙
2022年茨城県議会議員選挙

2022年12月11日に執行された茨城県議会議員選挙の結果、争点、および選挙の概要について解説します。
📌 主なポイント
- ✓執行日:2022年12月11日
- ✓改選数:62議席
- ✓投票率:38.54%
- ✓外国出身で帰化した人物として初の県議会議員が誕生した
2022年茨城県議会議員選挙は、茨城県の議決機関である茨城県議会を構成する議員を全面改選するために行われた選挙である。議員の任期満了に伴い、2022年12月2日に告示、同年12月11日に投開票が行われた。
選挙の背景と概要
茨城県議会は、1966年に発生した「茨城県議会黒い霧事件」を契機とした自主解散以降、全国的な統一地方選挙の日程から外れ、その前年12月に選挙が行われる慣例となっている。そのため、例年統一地方選挙の前哨戦として注目される。
今回の選挙では、景気・雇用対策や少子高齢化への対応、新型コロナウイルス対策などが主要な争点となった。また、大井川和彦県政に対する評価や、東海第二原子力発電所の再稼働の是非、地域間の経済格差なども議論の対象となった。
選挙結果
投票率は38.54%であった。自由民主党は現職公認候補が議席を減らす場面もあったが、保守系無所属候補の合流を含め、選挙前とほぼ同等の勢力を維持した。立憲民主党は議席増を目指したものの現職2名の当選にとどまり、日本共産党は議席を1つ減らした。一方で、日本維新の会や地域政党である「つくば・市民ネットワーク」が議席を獲得した。
特筆すべき点として、つくば市選挙区においてカナダ出身で日本に帰化したヘイズ・ジョンが当選した。帰化した外国出身者が茨城県議会議員に当選するのはこれが初めてである。
無投票当選
以下の選挙区では、立候補者数が定数内であったため無投票で当選が確定した。
- 土浦市選挙区(定数3)
- 古河市選挙区(定数3)
- 笠間市選挙区(定数2)
- 坂東市・五霞町・境町選挙区(定数2)
- 守谷市選挙区(定数1)
- 稲敷市・河内町選挙区(定数1)
よくある質問
なぜ茨城県議選は統一地方選挙と日程が異なるのですか?
1966年に発生した県議会議長選出を巡る汚職事件(茨城県議会黒い霧事件)をきっかけに、議会が自主解散したため、統一地方選挙の日程から外れることとなりました。
今回の選挙の主な争点は何でしたか?
景気・雇用対策、少子高齢化対策、新型コロナ対策のほか、大井川県政への評価や東海第二原子力発電所の再稼働の是非などが争点となりました。
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参考文献
- 茨城県選挙管理委員会「茨城県議会議員一般選挙の概要」(2022年9月8日)
- NHK選挙WEB「茨城県議選|地方選挙」
- NHK NEWS WEB「茨城県議選結果 自民 選挙前とほぼ同勢力 維持の見通し」(2022年12月12日)