航空事故
アエロ・カリビアン航空883便墜落事故

2010年11月5日にキューバで発生したアエロ・カリビアン航空883便墜落事故の概要、原因、被害状況について解説します。
📌 主なポイント
- ✓発生日: 2010年11月5日
- ✓場所: キューバ、サンクティ・スピリトゥス州グアシマル
- ✓死者数: 乗員乗客計68名全員死亡
- ✓機材: ATR 72-212
- ✓主な原因: 飛行中の激しい着氷による操縦困難
アエロ・カリビアン航空883便墜落事故は、2010年11月5日にキューバで発生した航空事故である。ポルトープランス国際空港(ハイチ)を出発し、サンティアゴ・デ・クーバのアントニオ・マセオ空港を経由してハバナのホセ・マルティ国際空港へ向かっていたATR 72-212型機が、キューバ中部のサンクティ・スピリトゥス州グアシマル付近に墜落した。

事故の経過
883便は現地時刻16時50分にポルトープランスを離陸した。飛行中の17時42分、機体は緊急事態を宣言した直後に通信が途絶え、空港から南東へ約340km離れた地点に墜落した。目撃者からは、墜落直前に機体が低空で不安定な飛行をしていたとの証言が得られている。現場周辺の医療施設が救助の準備を進めたが、生存者は確認されなかった。
事故機について
事故機はATR 72-212型機(機体記号:CU-T1549)であり、2006年からキューバの国営航空会社であるアエロ・カリビアン航空が運用していた。製造元であるATRの記録によれば、事故までの飛行回数は34,500回以上、飛行時間は約25,000時間に達していた。
事故原因
キューバの事故調査委員会(IACC)が調査を主導し、製造元のATRおよびフランス航空事故調査局(BEA)が協力した。調査の結果、機体の技術的な欠陥は発見されなかった。事故当時、機体は高度20,000フィート(約6,100メートル)を飛行中に激しい着氷に見舞われていたことが判明している。
犠牲者
この事故により、乗員7名および乗客61名の計68名全員が死亡した。搭乗者の国籍はキューバをはじめ、アルゼンチン、オーストリア、オランダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、メキシコ、スペイン、ベネズエラと多岐にわたった。
よくある質問
生存者はいましたか?
いいえ、乗員7名と乗客61名の計68名全員が死亡しました。
事故の原因は何ですか?
キューバの事故調査委員会による調査の結果、飛行中に激しい着氷に見舞われたことが原因とされています。
事故機はどのような機体ですか?
フランスのATR社が製造したATR 72-212型機で、アエロ・カリビアン航空が運航していました。
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参考文献
- BBC News: "Passenger plane crashes in Cuba" (2010年11月5日)
- The Aviation Herald: "Crash: Aerocaribbean AT72 near Guasimal on Nov 4th 2010"
- Bureau d'Enquêtes et d'Analyses pour la Sécurité de l'Aviation Civile (BEA) プレスリリース