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航空機衝突防止装置の概要と国際基準
航空機衝突防止装置(ACAS)の定義、国際民間航空機関(ICAO)による基準、および地上管制システムから独立した仕組みについて解説する百科事典記事。
📌 主なポイント
- ✓航空機衝突防止装置(ACAS)は、衝突の恐れがある航空機の存在を操縦士に知らせるためのシステムである。
- ✓国際的な基準は、国際民間航空条約の第10附属書第4巻で定められている。
- ✓地上の航空管制システムからは独立して動作し、危機が迫った際に回避操作を指示する。
- ✓日本の電波法施行規則において、他の航空機の位置や高度情報を取得して自動表示する無線設備と定義されている。
航空機衝突防止装置(こうくうきしょうとつぼうしそうち、英: Airborne Collision Avoidance System、略称: ACAS)とは、飛行中の航空機同士が衝突する危険性を検知し、その存在や回避に関する情報を操縦士に提供するためのシステムである。
国際基準と定義
ACASに関する国際的な基準や要件は、国際民間航空条約の第10附属書第4巻において定められている。
また、日本国内における法的な定義としては、総務省の電波法施行規則において「航空機局の無線設備であつて、他の航空機の位置、高度その他の情報を取得し、他の航空機との衝突を防止するための情報を自動的に表示するものをいう」と規定されている。
システムの特徴
本システムは、地上の航空管制システムから独立して動作する仕組みを持っている。危機が差し迫った場合には、衝突を回避するための具体的な操作を操縦士に対して指示する機能を備えている。
実装と規格
国際民間航空機関(ICAO)が定める規格のうち、ACAS IIに適合する実装としては、空中衝突防止装置(TCAS)のバージョン7.0などが知られており、関連メーカーによって提供されてきた。
よくある質問
航空機衝突防止装置(ACAS)とは何ですか?
衝突の恐れがある他の航空機の存在や位置情報を操縦士に知らせ、危機が迫った際には回避操作を指示するためのシステムです。
ACASの国際的な基準はどこで定められていますか?
国際民間航空条約の第10附属書第4巻において基準が定められています。
地上の航空管制システムとの関係はどうなっていますか?
地上の航空管制システムからは独立して動作する仕組みになっています。
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参考文献
国際民間航空機関(ICAO)国際民間航空条約 第10附属書第4巻 / 総務省 電波法施行規則第2条1項49の5号