地理
赤川 (山形県)

山形県を流れる一級河川、赤川の地理、歴史、および治水事業についての解説。朝日山系に源を発し日本海へ注ぐ赤川水系の本流。
📌 主なポイント
- ✓赤川は山形県を流れる一級河川であり、赤川水系の本流である。
- ✓源流は朝日山系の以東岳にあり、最終的に日本海へ注ぐ。
- ✓1927年(昭和2年)に完成した新水路により、日本海への直接放流が可能となり、洪水被害が軽減された。
赤川(あかがわ)は、山形県を流れる一級河川であり、赤川水系の本流です。山形県内のみを流域とし、朝日山系から日本海へと至る流路を形成しています。
地理
赤川の源流は、山形県鶴岡市と新潟県の県境に位置する朝日山系の以東岳(標高1,771m)付近にあります。上流部は大鳥川と呼ばれ、北へ流下します。鶴岡市落合付近で、月山を水源とする梵字川と合流し、ここから「赤川」と名称を変えます。その後、庄内平野を北上し、酒田市浜中で日本海に注ぎます。大鳥川の上流部には大鳥池があり、この池は未確認生物「タキタロウ」の伝説で知られています。

歴史と治水
かつての赤川は、海岸線に沿って北へ流れ、最上川に合流していました。しかし、合流地点付近では頻繁に洪水が発生し、流域の庄内平野に甚大な被害をもたらしていました。これに対し、川幅を広げる案などが検討されましたが、最終的に砂丘を切り開いて日本海へ直接放流する新水路の開削が決定されました。この「赤川新川」の工事は1927年(昭和2年)7月に完成し、現在の流路が形成されました。旧河川の跡地は埋め立てられ、現在は水田として利用されています。


語源
赤川という名称の由来には諸説が存在します。湯殿山から流れる水が赤く濁っていたことに由来するという説や、アイヌ語で川を意味する「ワッカ」から転じたとする説、あるいは加藤忠広が熊本から転封された際に、故郷の白川にちなんで名付けたという伝承などが挙げられます。
よくある質問
赤川の源流はどこですか?
山形県鶴岡市と新潟県の県境に位置する朝日山系の以東岳付近です。
赤川はいつ現在の流路になりましたか?
1927年(昭和2年)7月に赤川新川が完成し、日本海へ直接注ぐ現在の流路が形成されました。
赤川の語源は何ですか?
諸説あり、湯殿山からの濁水に由来する説、アイヌ語の「ワッカ」に由来する説、加藤忠広が故郷の白川にちなんで名付けたという伝承などが知られています。
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最上川庄内平野鶴岡市酒田市朝日山地
参考文献
- 国土交通省 酒田河川国道事務所「わたしたちの赤川 - かわのお話」https://www.thr.mlit.go.jp/sakata/river/akagawa/index.html (2019年9月5日閲覧)