自然科学
明け方の時間帯と気象学的定義に関する解説

明け方の定義や気象庁の予報用語における時間帯、関連する言葉について詳しく解説する百科事典記事です。
📌 主なポイント
- ✓明け方は、1日のうち夜が明けていく時間帯を指す言葉である。
- ✓気象庁の予報用語では、明け方は3時から6時までの時間帯として定義されている。
- ✓気象庁の定義における明け方は、季節による日の出時刻の変動とは無関係である。
明け方(あけがた)とは、1日のうち夜が明けていく時間帯を指す言葉である。この時間帯や類語には、夜明け、暁、東雲、曙、黎明、払暁、彼は誰時など数多くの表現が存在する。

概説
一般的に日の出頃の時間帯を指すが、太陽が地平線より上に昇る前から大気中の塵による光の散乱によって空が明るくなり始める。この現象は薄明と呼ばれており、星が見え暗さが残る段階を「明け方」、日の出前でも十分に空が明るい段階を「夜明け」として区別することがある。

日本の暦法において、かつては明け六つ時といえばおおむね5時から7時くらいの時間帯を指していた。宣明暦では日の出の時刻と定義されていたが、貞享暦以降は日の出の2刻半(36分)前の夜明けと定義が変更された。そのため、貞享暦以降の暦法における明け六つ時は厳密には日の出の時刻とは一致しない。また、いずれの定義においても季節によってその時刻は変動する。

気象庁の予報用語における定義
気象庁では、天気予報などの予報文で用いる用語について、混乱や誤解を避けるための明確な定義を定めている。
気象庁の予報用語では、「明け方」は3時から6時までの時間帯を指しており、季節によって変動する実際の日の出の時刻とは関係のない固定された時間定義となっている。

また、「明け方」とは別に、日の出の前の空が薄明るくなる頃を指す語として「夜明け」が定義されている。予報用語としては「夜明け前」という表現は用いず、「明け方」に言い換えることが推奨されている。「夜明け」からおよそ1時間から2時間の時間帯は「早朝」と呼ばれる。

よくある質問
気象庁の天気予報における「明け方」は何時を指しますか?
気象庁の予報用語では、3時から6時までの時間帯を「明け方」と定義しています。
「夜明け」と「明け方」の違いは何ですか?
明け方が気象庁の予報用語で特定の時間帯(3時〜6時)を指すのに対し、夜明けは日の出前の空が薄明るくなる頃(薄明の時期)全般を指します。
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