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四阿山:長野県と群馬県の県境にそびえる日本百名山の火山

四阿山:長野県と群馬県の県境にそびえる日本百名山の火山

四阿山(あずまやさん)は、長野県上田市および須坂市と、群馬県吾妻郡嬬恋村の県境にまたがる山である。標高は2,354メートルであり、日本百名山の一つに数えられている。地域によっては吾妻山や吾嬬山とも呼ばれ、特に群馬県の嬬恋村側では吾妻山という名称が用いられることもある。

\"南西から四阿山を望む\"
南西から四阿山を望む
\"四阿山の位置(上信越内)\"
四阿山の位置(上信越内)
\"四阿山の位置(長野県内)\"
四阿山の位置(長野県内)
\"四阿山の位置(群馬県内)\"
四阿山の位置(群馬県内)

地理と特徴

上信国境に位置する山々の中では、浅間山に次ぐ標高を持つ。志賀高原の最高峰である裏岩菅山よりもわずかに高い。四阿山を中心とする一帯は安山岩質の溶岩による成層火山であり、複数の峰から構成される「四阿火山」を形成している。

\"地図\"
地図
\"四阿火山の地形図\"
四阿火山の地形図

四阿火山は、西側の根子岳、南側の四阿山、東側の浦倉山などで構成されており、北側には米子川が流れる。カルデラの縁にあたる場所には、日本の滝百選に数えられる米子大瀑布が存在する。また、南山腹には六角柱状の俵を積み上げたような複輝石安山岩の大岩脈が見られ、「四阿山の的岩」として国の天然記念物に指定されている。

\"北西から見る四阿山(根子岳との鞍部から)\"
北西から見る四阿山(根子岳との鞍部から)
\"四阿山峰の山頂\"

参考文献

  1. “管内の百名山「四阿山」”. 林野庁関東森林管理局. 2023年5月23日閲覧。
  2. 西来邦章, 竹下欣宏, 田辺智隆, 松本哲一、「中部日本,四阿火山のK-Ar年代:四阿火山の火山活動史の再検討」 『地質学雑誌』 2014年 120巻 3号 p.89-103, doi:10.5575/geosoc.2014.0004, 日本地質学会
  3. 竹下欣宏, 西来邦章, 富樫均、「四阿火山:成層火山体の開析地形とその利用」 『地質学雑誌』 2015年 121巻 7号 p.233-248, doi:10.5575/geosoc.2015.0016, 日本地質学会
  4. “四阿山周辺”. 嬬恋村. 2023年5月23日閲覧。