出版・新書
講談社ブルーバックスの歴史と概要
講談社が刊行する新書シリーズ「ブルーバックス」の歴史、特徴、展開分野について解説する encyclopedia 記事。
📌 主なポイント
- ✓ブルーバックスは講談社が1963年に創刊した自然科学系を中心とする新書シリーズである。
- ✓名称の由来は、ユーリ・ガガーリンの「地球が青かった」という言葉に基づいている。
- ✓岩波新書、中公新書に次いで3番目に長い歴史を持つ新書レーベルである。
ブルーバックス(Bluebacks)は、講談社が刊行している自然科学や科学技術の話題を一般読者向けに解説・啓蒙している新書シリーズである。1963年に創刊され、洋書の翻訳なども含め幅広い科学の話題を取り上げている。
概要
「科学は難解である」という先入観を払拭し、多角的観点からの研究を行い、多くの人々が科学への興味と科学的な視点を培うことを目標としている。キャッチコピーは「科学をあなたのポケットに」である。
日本の新書市場においては、「岩波新書」(1938年創刊)、「中公新書」(1962年創刊)に次いで3番目に長い歴史を持つシリーズとなっている。
名称の由来は、創刊の2年半前に人類史上初の有人宇宙飛行に成功した旧ソ連のユーリ・ガガーリンが発した「地球が青かった」という言葉に因んでいる。
主な取り組み
ブルーバックスでは書籍の刊行だけでなく、読者向けのサービスやプロジェクトも展開している。講談社ブルーバックスのWebサイト上で一部書籍の正誤表が公開されたほか、2013年4月18日からは各書籍の前書きを集めて公開する「前書き図書館」を開設している。また、科学や技術の研究者と市民を寄付募集などでつなぐ「ブルーバックス・アウトリーチ」(Bluebacks Outreach)というプロジェクトも実施されている。
展開分野
創刊当初は自然科学が中心であったが、その後は工学や医学、科学史なども多く扱われるようになった。物理学、数学、生物学、化学、宇宙・天文、地球科学、医学・薬学・心理学、技術・工学、コンピュータ関連などの幅広いジャンルに分類されている。
よくある質問
ブルーバックスとはどのようなシリーズですか?
講談社が1963年から刊行している、自然科学や科学技術を一般読者向けに解説・啓蒙する新書シリーズです。
「ブルーバックス」という名称の由来は何ですか?
人類史上初の有人宇宙飛行に成功したユーリ・ガガーリンが発した「地球が青かった」という言葉に因んでいます。
どのような分野の本が刊行されていますか?
物理学、数学、生物学、化学、宇宙・天文、地球科学、医学・薬学、技術・工学、コンピュータ関連など、幅広い自然科学および科学技術の分野を網羅しています。
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参考文献
講談社ブルーバックス 創刊60周年記念、講談社、p.6。ブルーバックス編集部 (2019年2月26日) “1963年、ブルーバックスの創刊第1冊目『人工頭脳時代』その中身”、講談社。