日本の元号
文明 (日本)
日本の元号の一つである「文明」について解説。応仁の乱の終息や東山文化の開花など、室町時代の重要な歴史的事実を網羅します。
📌 主なポイント
- ✓文明は日本の元号の一つで、1469年から1487年までの期間を指す。
- ✓元号の典拠は中国の古典『周易』である。
- ✓文明9年(1477年)に応仁の乱が終息した。
- ✓文明14年(1482年)に足利義政が銀閣寺(慈照寺観音殿)の造営を開始した。
文明(ぶんめい、旧字体:文󠄁明󠄁)は、日本の元号の一つである。応仁の後、長享の前であり、1469年から1487年までの期間を指す。この時代の天皇は後土御門天皇、室町幕府将軍は足利義政および足利義尚が務めた。
改元と典拠
応仁3年4月28日(ユリウス暦1469年6月8日)、戦乱を理由に改元が行われた。その後、文明19年7月20日(ユリウス暦1487年8月9日)に長享へ改元されている。
元号の出典は、古代中国の古典である『周易』の記述「文明以健、中正而応、君子正也」に由来している。
文明期の主な出来事
文明年間は、長期にわたる戦乱の終息や、室町文化の新たな展開が見られた時期である。
- 応仁の乱の終息:応仁元年(1467年)から続いた戦乱が、文明9年11月20日(1477年)に終息した。
- 都鄙和睦:文明14年11月27日(1483年12月27日)、室町幕府と古河公方足利成氏が正式に和睦し、長期間続いた享徳の乱が終結した。
- 東山文化の萌芽:文明14年2月4日(1482年2月21日)、足利義政が東山に慈照寺観音殿(銀閣寺)の造営を開始した。
- 宗教・文化活動:蓮如による吉崎御坊の建立(1471年)や、一休宗純の大徳寺住持就任(1474年)などが行われた。
時代を彩った人物
文明年間には、政治、宗教、文化の各分野で多くの著名な人物が活動した。
- 出生:絵師の狩野元信(1476年生)、室町幕府11代将軍となる足利義澄(1481年生)、武将の細川高国(1484年生)らが生まれた。
- 死去:後花園天皇(1471年崩御)、山名宗全(1473年死去)、細川勝元(1473年死去)、一条兼良(1481年死去)、一休宗純(1481年死去)、太田道灌(1486年死去)らがこの時期に亡くなっている。
よくある質問
文明という元号はいつからいつまでですか?
1469年から1487年までの期間です。
文明の元号の由来は何ですか?
中国の古典『周易』の「文明以健、中正而応、君子正也」から採られています。
文明年間におきた重要な歴史的事件は何ですか?
応仁の乱の終息や、長年続いた享徳の乱を終わらせた都鄙和睦などが挙げられます。
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参考文献
ウィキペディア日本語版「文明 (日本)」項目の記述および歴史的年表データに基づき再構成。