日本の飲料・食品

カルピス:日本の代表的な乳酸菌飲料と歴史

カルピス:日本の代表的な乳酸菌飲料と歴史
日本初の乳酸菌飲料として1919年に発売されたカルピスの歴史、由来、製品展開、およびアサヒ飲料傘下での企業変遷について詳しく解説します。

📌 主なポイント

  • カルピスは1919年(大正8年)7月7日に発売された日本初の乳酸菌飲料である。
  • 創業者の三島海雲が内モンゴルで口にした酸乳を参考に開発した。
  • 英語圏などの海外市場では「Calpico(カルピコ)」という名称で販売されている。
  • 現在はアサヒグループのアサヒ飲料が販売を手がけている。

カルピス(CALPIS)は、日本の飲料メーカーであるカルピス株式会社および同社が製造し、アサヒ飲料が販売する日本を代表する乳酸菌飲料の名称である。英語圏では商標の関係上Calpico(カルピコ)という名称で販売されている。

歴史と由来

カルピスの創業者である三島海雲は、1908年に内モンゴルを訪れた際に現地で口にした酸乳にインスピレーションを得て、帰国後に研究を重ねた。1919年(大正8年)7月7日に日本初の乳酸菌飲料として発売された。

商品名および社名の由来は、「カルシウム」とサンスクリット語の「サルピルマンダ(醍醐)」の短縮形である「サルピス」を組み合わせたものである。当時音楽界の第一人者であった山田耕筰に相談し、最も響きが良いとして「カルピス」に決定された。

企業の変遷

長年にわたり独立した企業として運営されていたが、2007年に味の素の完全子会社となった。その後、2012年10月にアサヒグループホールディングスが株式を取得し、アサヒグループの一員となった。2016年1月にはアサヒグループ内の飲料事業再編に伴い、アサヒ飲料の機能子会社となっている。

主な製品

原液を水や牛乳などで希釈して飲む従来の「カルピス」のほか、そのまま飲める清涼飲料水として1988年に発売された「カルピスウォーター」や、微炭酸飲料の「カルピスソーダ」など、多様な派生商品が展開されている。

よくある質問

カルピスはいつ発売されましたか?
1919年(大正8年)7月7日に発売されました。
カルピスという名前の由来は何ですか?
「カルシウム」と、サンスクリット語の「サルピス(熟酥・醍醐)」を組み合わせて名付けられました。
海外でも「カルピス」という名前で販売されていますか?
アメリカやイギリスなどの英語圏では、発音が「cow piss(牛の尿)」に聞こえてしまうのを避けるため、「Calpico(カルピコ)」という名称で販売されています。

関連記事

アサヒ飲料乳酸菌飲料三島海雲カルピスウォーター

参考文献

1. 三島海雲記念財団 設立趣意書
2. アサヒ飲料 「カルピス」の歴史