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カナダの通貨制度とカナダドル

カナダの通貨制度とカナダドル

📌 主なポイント

  • ✓カナダドルのISO 4217コードはCADである。
  • ✓2011年より偽造防止のためポリマー素材の紙幣への移行が開始された。
  • ✓1カナダドルは100セントに分割される。
  • ✓2013年に1セント硬貨の流通が廃止された。

カナダドル(英語: Canadian dollar、フランス語: Dollar canadien)は、カナダの公式通貨です。通貨記号は「$」または他のドル通貨と区別するために「C$」と表記され、ISO 4217コードはCADです。補助単位として100セント(¢)が用いられます。国際決済銀行の2019年のデータによると、カナダドルは世界で6番目に取引量の多い通貨として国際的に広く利用されています。

歴史的背景

19世紀半ば、カナダの通貨制度はスターリング・ポンドに基づく制度と、隣国アメリカ合衆国との経済的結びつきを重視した十進法のドル制度の間で議論が交わされました。1867年のカナダ連邦成立に伴い、各地で流通していた独自のドル通貨が統合され、現在のカナダドルへと一本化されました。

カナダドル紙幣
カナダドル紙幣

紙幣と硬貨

カナダ銀行が発行する紙幣は、偽造防止対策として2011年からポリマー素材を用いた「フロンティア」シリーズへの移行が進められました。このシリーズは耐久性が高く、視覚障害者が触覚で判別できるよう右上に点字表示が施されています。硬貨については王立カナダ造幣局が鋳造を行っており、5セント、10セント、25セント、1ドル(Loonie)、2ドル(Toonie)が広く流通しています。

対アメリカドル
対アメリカドル為替推移
対円
対日本円為替推移

通貨の現状

カナダでは実務的な観点から通貨の効率化が進められており、2013年には1セント硬貨の流通が廃止されました。現在、カナダドルはカナダ国内のほか、フランスの海外領土であるサンピエール島・ミクロン島でも非公式に使用されています。

よくある質問

カナダドルの補助単位は何ですか?
1カナダドルは100セント(¢)に分割されます。
カナダの紙幣はどのような素材で作られていますか?
2011年以降に発行された「フロンティア」シリーズは、ポリマー素材で作られています。
1セント硬貨は現在も使われていますか?
いいえ、カナダでは2013年に1セント硬貨の流通が廃止されています。

参考文献

  1. 通貨の取引量が多いのはどの通貨?-OANDA証券株式会社-
  2. “1871 – Uniform Currency Act”. Canadian Economy Online, Government of Canada. 2008年2月18日閲覧。
  3. Bank Notes Past and Present Bank of Canada
  4. Bank of Canada Issues $5 and $10 Polymer Bank Notes Bank of Canada
  5. “Polymer series”. Bank of Canada. 2011年6月20日閲覧。
  6. Polymer Series Fact Sheets - Bank of Canada
  7. Harrison, Jeremy. “Bank of Canada Unveils Polymer Bank Note Series: Celebrating Canada’s Achievements at the Frontiers of Innovation”. Bank of Canada. 2011年6月20日閲覧。
  8. “新1万円札は使われるのか”. ARC WATCHING 2019年6月号. 2020年11月4日閲覧。
  9. “1セント硬貨は不要? カナダが廃止、米国は存続派が優勢か”. CNN (日本語). 2013年2月5日. 2017年6月2日閲覧.{{cite news}}: CS1メンテナンス: 認識できない言語 (カテゴリ)
  10. 王立カナダ造幣局 "Phasing out the Penny"
  11. Loonie and Toonie have evolved
  12. “1セント硬貨は不要? カナダが廃止、米国は存続派が優勢か”. CNN. CNN. 2013年2月5日. 2013年2月5日閲覧.