情報機関
カナダ安全情報局の概要と歴史
カナダ安全情報局(CSIS)の歴史、組織体制、背景について詳しく解説する百科事典記事です。
📌 主なポイント
- ✓カナダ安全情報局(CSIS)はカナダの国家情報機関である。
- ✓1984年7月14日に王立カナダ騎馬警察から独立して設立された。
- ✓本部はオタワに置かれており、公安省を通じて国会に責任を負う。
カナダ安全情報局(英語: Canadian Security Intelligence Service, CSIS、フランス語: Service canadien du renseignement de sécurité, SCRS)は、カナダの主要な情報機関である。国内外におけるカナダの安全保障に関する情報の収集、分析、および評価を主な任務としている。
歴史
カナダにおける情報・治安活動の歴史は、19世紀にまで遡る。1864年、初代首相ジョン・A・マクドナルド卿により西部辺境隊が創設され、1868年には自治領警察が組織された。その後、1920年に自治領警察は北西騎馬警察と統合され、王立カナダ騎馬警察が誕生した。長年にわたり、王立カナダ騎馬警察の公安部門が国内の情報機関としての役割を担ってきた。
1970年代のマッケンジー委員会の調査を経て、文民による管理体制への移行が進められた。1981年8月、連邦政府は王立カナダ騎馬警察から独立した情報機関の設立を発表し、1984年7月14日にCSISが正式に発足した。
組織と監督
CSISの本部はオタワに位置している。組織は長官の下、作戦担当、対外担当、情報担当などの各部門で構成され、国内の主要地域には各支局が設置されている。
組織の統制および監督体制として、CSISは公安省を通じて国会に対して責任を負うとともに、連邦裁判所や安全保障検討委員会による審査を受ける仕組みとなっている。
よくある質問
カナダ安全情報局とは何ですか?
カナダの国内外における安全保障に関する情報を収集、分析、評価する主要な情報機関です。
CSISはいつ設立されましたか?
1984年7月14日に公式に設立されました。
CSISの前身となった組織は何ですか?
かつては王立カナダ騎馬警察の公安警察部門が情報機関としての機能を担っていました。
関連記事
王立カナダ騎馬警察INSET
参考文献
Role of CSIS; Annex A: CSIS Organization