歴史人物

チャールズ・フランシス・アダムズ・ジュニア(実業家・軍人)

チャールズ・フランシス・アダムズ・ジュニア(実業家・軍人)
アメリカ合衆国の実業家、軍人であり、ユニオン・パシフィック鉄道の社長を務めたチャールズ・フランシス・アダムズ・ジュニアの生涯、南北戦争での従軍、鉄道経営に関する業績を詳述する百科事典記事。

📌 主なポイント

  • 1835年5月27日にマサチューセッツ州ボストンで生まれた。
  • 大統領を務めたジョン・アダムズおよびジョン・クインシー・アダムズを先祖に持つアダムズ家の出身である。
  • 南北戦争では合衆国側のマサチューセッツ騎兵連隊で従軍し、のちに名誉准将となった。
  • 1884年から1890日までユニオン・パシフィック鉄道の社長を務めた。

チャールズ・フランシス・アダムズ・ジュニア(Charles Francis Adams Jr.、1835年5月27日 - 1915年5月20日)は、アメリカ合衆国の実業家、軍人である。著名な政治家系であるアダムズ家に生まれ、南北戦争での従軍を経て、のちに鉄道経営者および規制行政の論客として活動した。

チャールズ・フランシス・アダムズの肖像画
チャールズ・フランシス・アダムズ

生い立ちと出自

1835年、マサチューセッツ州ボストンにおいて誕生した。父はアメリカ合衆国下院議員を務めたチャールズ・フランシス・アダムズ・シニアであり、祖父には第6代大統領ジョン・クインシー・アダムズ、曽祖父には第2代大統領ジョン・アダムズを持つ政治家門出身である。ボストン・ラテン・スクールを経て、1856年にハーバード大学を卒業した。

南北戦争への従軍

南北戦争が勃発すると合衆国側を支持し、マサチューセッツ騎兵連隊に大尉として入隊した。ゲティスバーグ戦役などに参加し、アルディーの戦いなどで活動した。1865年には正規軍において准将の名誉階級を授与されている。

1864年8月に撮影された軍服姿の男性グループ(右から2番目)
1864年8月撮影。右から2番目

鉄道事業と行政

戦後はマサチューセッツ州鉄道委員会に参加し、州内の鉄道会社に対して委員会が定める事業規範の遵守を求めた。1878年には著書『鉄道―その起源と問題』を出版し、鉄道経営や行政に関する知見で知られるようになった。1884年から1890年まではユニオン・パシフィック鉄道の第8代社長を務めた。

家族

1865年11月7日にロードアイランド州ニューポートでメアリー・ホーン・オグデンと結婚し、数人の子どもをもうけた。

よくある質問

チャールズ・フランシス・アダムズ・ジュニアはどのような家系の出身ですか?
曽祖父に第2代大統領ジョン・アダムズ、祖父に第6代大統領ジョン・クインシー・アダムズを持つ、政治家を多数輩出したアダムズ家の出身です。
南北戦争ではどのような役割を果たしましたか?
合衆国側のマサチューセッツ騎兵連隊に大尉として入隊し、ゲティスバーグ戦役などを戦い、のちに正規軍の准将の名誉階級を授かりました。
鉄道事業における主な役職は何ですか?
マサチューセッツ州鉄道委員会への参加を経て、1884年から1890年までユニオン・パシフィック鉄道の第8代社長を務めました。

関連記事

ジョン・アダムズジョン・クインシー・アダムズユニオン・パシフィック鉄道南北戦争

参考文献

Edward C. Kirkland. Charles Francis Adams Jr., 1835-1915: Patrician at Bay. Cambridge: Harvard University Press, 1967. / Thomas K. McCraw. Prophets of Regulation: Charles Francis Adams, Louis D. Brandeis, James M. Landis, Alfred E. Kahn. Cambridge: Belknap Press of Harvard University Press, 1984.