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地球社会と宇宙における空間概念の総称

地球社会と宇宙における空間概念の総称

「世界」とは、人間の社会全体や物理的な宇宙空間、あるいは特定の領域や同類の者の集まりを指す多義的な言葉である。実用上は人類が定常的に活動する物理的な領域の全体を指すことが多いが、人文地理的、政治的、あるいは仏教などの宗教的文脈においても重要な概念として用いられてきた。

\"ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた物理的な世界の画像\"
ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた物理的な世界の画像(2003~2004年の間)

語の由来と歴史的変遷

日本語の「世界」は、サンスクリットの「ローカダートゥ(loka-dhaatu)」に由来し、仏教用語として経典の中で用いられていた。古代インドの概念において「ローカ」は空間や空き地を意味し、「ダートゥ」は界を意味する。これが漢訳される際に、時間の観念を表す「世」と、空間の観念を表す「界」が組み合わされ「世界」という訳語が定着した。

参考文献

  1. マテオ・リッチの『坤輿万国全図』がもとになっていることが多い。岡山市の妙覚寺所蔵の『世界図屏風』は岡山県指定の有形文化財となっている。
  2. 広辞苑第5版
  3. 広辞林 第五版
  4. 岩波 哲学思想事典、1988年 pp.933-934【世界】
  5. 堺屋『東大講義録』(2003)、同『堺屋太一が説くチンギス・ハンの世界』(2006)ほか