科学館

地図と測量の科学館:概要と歴史

地図と測量の科学館:概要と歴史
茨城県つくば市にある「地図と測量の科学館」は、国土地理院が運営する地図と測量技術を専門に扱う科学館です。展示内容や歴史、施設の特徴を解説します。

📌 主なポイント

  • 1996年6月1日に開館した、日本初の地図と測量を専門とする科学館である。
  • 国土地理院の構内に位置し、地図や測量技術に関する展示・資料提供を行っている。
  • 屋外展示の「地球ひろば」には、日本列島を再現した巨大な球体模型が設置されている。

地図と測量の科学館(ちずとそくりょうのかがくかん、英語: The Science Museum of Map and Survey)は、茨城県つくば市北郷の国土地理院構内にある科学館です。地図と測量に関する専門的な展示を行う施設として、1996年(平成8年)6月1日に開館しました。

概要

当館は、地図や測量技術の原理、仕組み、そしてそれらが人々の生活とどのように関わっているかを広く伝えることを目的としています。国土地理院が保有する地図や航空写真などの資料を一般に公開する拠点でもあります。施設は2階建ての展示館と、屋外展示エリアである「地球ひろば」で構成されています。

地図と測量の科学館の外観
地図と測量の科学館の外観

展示施設

展示館内には、地図の歴史や測量技術を学べる常設展示室のほか、企画展が行われる特別展示室、大型スクリーンを備えたオリエンテーションルームなどが設置されています。また、館内には日本地図センターの販売カウンターがあり、地図や測量関連の図書、グッズを購入することが可能です。

地図と測量の科学館の位置図
地図と測量の科学館の位置

地球ひろば

屋外の「地球ひろば」には、20万分の1地勢図を基に作成された巨大な球体模型が設置されています。この模型はセラミックタイルでできており、日本列島を中心とした広範囲を立体的に体感できる設計となっています。また、測量用航空機「くにかぜ」の実機展示も行われています。

展示されている測量用航空機「くにかぜ」
展示されている測量用航空機「くにかぜ」

歴史

1988年(昭和63年)、日本学術会議が内閣総理大臣に対し、地図に関する博物館の建設を提言したことが設立の契機となりました。その後、国土地理院が検討を進め、1996年に開館に至りました。2011年の東日本大震災では当館も被災しましたが、その後修復を経て再開しています。

よくある質問

地図と測量の科学館の入館料はいくらですか?
入館料は無料です。
休館日はいつですか?
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始が休館日です。
アクセス方法を教えてください。
つくばエクスプレス「つくば駅」からバスで約10分、「国土地理院」バス停下車すぐです。

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参考文献

  • 長岡正利(1997)「国土地理院に『地図と測量の科学館』―平成8年6月1日開館―」『びぶろす』48(2):42-45.
  • 日本測量協会(1996)「地図と測量の科学館が6月にオープン!」『測量』46(5):34-37.
  • 国土地理院「地図と測量の科学館」ご利用案内(公式サイト)