日本の出版社
汐文社
株式会社汐文社は、児童向け教育書籍やノベライズを中心に刊行する日本の出版社。KADOKAWAの連結子会社として知られる。
📌 主なポイント
- ✓1976年11月に東京で法人として設立された。
- ✓中沢啓治の漫画『はだしのゲン』の単行本を刊行し、同社の代表的な出版物となった。
- ✓2013年12月に株式会社KADOKAWAの完全子会社となった。
株式会社汐文社(ちょうぶんしゃ)は、日本の出版社である。主に児童向けの教育書籍や、映画・ドラマのノベライズ本の出版を手掛けている。現在は株式会社KADOKAWAの連結子会社として運営されている。
沿革
1976年(昭和51年)11月、吉元尊則によって東京で法人化された。吉元はそれ以前に京都で出版活動を行っており、京都時代に出版された書籍についても、在庫があるものは引き続き販売された。
同社の出版活動において特筆されるのは、中沢啓治の漫画『はだしのゲン』の刊行である。当時『週刊少年ジャンプ』で連載されていた同作は、広島の原爆という題材を扱っていたため、集英社からは単行本が発売されなかった。汐文社は1975年に「ホームコミックス」レーベルから単行本を発売し、これが同社の看板作品となった。以降、絵本やノベライズを含む中沢作品の多くを同社が手掛けることとなった。
2013年12月26日、株式会社KADOKAWAが発行済全株式を取得し、同社はKADOKAWAグループの傘下に入った。これに伴い、本社所在地も文京区本郷から現在の千代田区富士見へ移転している。
経営体制
創業者である吉元尊則は2007年に社長を退任し、後任として政門一芳が就任した。その後、2016年6月28日付で小安宏幸が代表取締役社長に就任している。
過去の出版物と論調
かつては「解放新書」という叢書を刊行していた。また、部落解放同盟を批判する論調の書籍を刊行していた時期があり、1976年10月には北九州市の公共施設において、同社の発行図書が排除される事例が発生した。
よくある質問
汐文社はどのような本を出版していますか?
主に児童向けの教育書籍や、映画・ドラマのノベライズ本などを中心に出版しています。
KADOKAWAグループの一員ですか?
はい、2013年12月に株式会社KADOKAWAが全株式を取得し、現在は連結子会社となっています。
『はだしのゲン』とどのような関係がありますか?
集英社から単行本化されなかった『はだしのゲン』を、1975年に汐文社の「ホームコミックス」レーベルから発売し、以降中沢啓治作品の多くを手掛けるようになりました。
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KADOKAWA中沢啓治はだしのゲン出版社
参考文献
- 株式会社汐文社 第51期決算公告
- 日刊サイゾー「ネタにマジレスするなんてカッコ悪い……ネトウヨが大勝利宣言する松江市『はだしのゲン』閲覧制限問題の真相」(2013年8月19日)
- 株式会社KADOKAWA「株式会社汐文社の株式の取得(子会社化)のお知らせ」(2013年12月26日)
- 新文化通信社「汐文社、新社長に小安宏幸氏」(2016年7月8日)