行政機関
国土交通省中部地方整備局の概要と組織

国土交通省の中部地方整備局について、東海地方を中心とする管轄区域、組織の沿革、および出先機関の概要を解説する百科事典記事です。
📌 主なポイント
- ✓中部地方整備局は国土交通省の地方支分部局であり、東海地方を中心とする土木建築行政を管轄する。
- ✓主な管轄地域は岐阜県、静岡県、愛知県、三重県である。
- ✓2001年の省庁再編に伴い、旧建設省の中部地方建設局と旧運輸省の第五港湾建設局が統合されて発足した。
- ✓本局は愛知県名古屋市中区三の丸に所在している。
中部地方整備局(ちゅうぶちほうせいびきょく)は、日本の行政機関である国土交通省の地方支分部局の一つである。中部地方のうち東海地方を中心とする土木建築行政全般を管轄しており、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県を主な管轄地域とする。

管轄区域と特徴
本局は愛知県名古屋市中区三の丸に置かれており、港湾空港部は愛知県名古屋市港区に所在している。岐阜県、静岡県、愛知県、三重県の4県を基本とするが、河川管理や道路管理などの特定業務においては、行政界とは異なる一級水系や特定の道路区間に基づいた管轄区分が採用されている。
例えば、河川管理においては一級水系単位で管轄が分かれるため、管轄内であっても一部の主要水系や他県にまたがる区域が対象外となる場合や、逆に隣接する長野県や奈良県の一部区域が管轄に含まれる場合がある。
沿革
中部地方整備局の歴史的起源は、明治時代初期にさかのぼる。1878年(明治11年)に設置された内務省木曽川土木局出張所をルーツとし、その後数度の組織改編や統合、名称変更を経て現在に至っている。
- 1878年(明治11年):岐阜県に内務省木曽川土木局出張所が設置される。
- 1905年(明治38年):内務省名古屋土木出張所に改組される。
- 1948年(昭和23年):建設院中部地方建設局を経て、建設省中部地方建設局となる。
- 1967年(昭和42年):庁舎を現在の名古屋市中区三の丸に移転する。
- 2001年(平成13年)1月6日:省庁再編に伴い、建設省中部地方建設局と運輸省第五港湾建設局が統合され、国土交通省中部地方整備局が発足する。
- 2016年(平成28年):奈良県内の名阪国道針IC以東が近畿地方整備局から移管される。
出先機関
中部地方整備局の下には、管轄地域内の河川、ダム、道路、砂防、港湾などの管理・整備を行うための多数の出先機関が設置されている。これには各県の河川国道事務所や砂防事務所、ダム管理所、港湾事務所などが含まれ、地域インフラの維持と防災体制の強化にあたっている。
よくある質問
中部地方整備局の主な管轄地域はどこですか?
岐阜県、静岡県、愛知県、三重県の4県を主な管轄地域としています。ただし、河川や道路の管理においては一部例外的な区域設定があります。
中部地方整備局はいつ設立されましたか?
2001年(平成13年)1月6日の省庁再編に伴い、旧建設省の中部地方建設局と旧運輸省の第五港湾建設局が統合されて設置されました。
本局の所在地はどこですか?
愛知県名古屋市中区三の丸二丁目5番1号(名古屋合同庁舎第2号館)に所在しています。
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参考文献
国土交通省中部地方整備局 幹部一覧表 / 組織令および組織規則に関する各種法令資料