国際政治・環境

地球サミット(環境と開発に関する国際連合会議)の歴史と成果

地球サミット(環境と開発に関する国際連合会議)の歴史と成果
1992年にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された地球サミット(環境と開発に関する国際連合会議)の歴史、主要な討議内容、およびリオ宣言やアジェンダ21などの成果を解説します。

📌 主なポイント

  • 環境と開発に関する国際連合会議は1992年6月にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された。
  • 世界172か国の代表および多数の非政府組織(NGO)が参加した。
  • 成果として「環境と開発に関するリオデジャネイロ宣言」や行動計画「アジェンダ21」が合意された。

環境と開発に関する国際連合会議(かんきょうとかいはつにかんするこくさいれんごうかいぎ、英語: United Nations Conference on Environment and Development; UNCED、ポルトガル語: ECO-92)は、1992年6月に国際連合の主催によりブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された、環境と開発をテーマとする首脳レベルでの国際会議である。一般には地球サミットアースサミット、リオ・サミットなどと称される。

この会議は 国連 主導で行われた
この会議は 国連 主導で行われた

開催の経緯と概要

国際連合の主催による環境や開発を議題とする会議は、1972年6月の国連人間環境会議(ストックホルム会議)や1982年のナイロビ会議などを経て、約10年ごとに開催されてきた。その流れの中で、本会議は1992年6月3日から14日にかけて開催された。

世界172か国の代表が参加し、協議資格を持つNGOの代表約2400人を含む多数の人々が集結した。これは当時の国際連合の会議としては最大規模のものであり、世界的な影響を与えた。

国連主導で行われた地球サミットの様子
国連主導で行われた地球サミットの様子

主な討議内容

会議では、地球規模の環境問題と開発に関する多岐にわたる課題が議論された。

  • 計画的な生産活動、特に毒性のある物質の生産管理
  • 気候変動に対応する、化石燃料に代わる新しいエネルギー源の検討
  • 都市の混雑や大気汚染を解消するための新しい公共交通システムの確立
  • 世界的な水不足の解消

主な成果と文書

本会議では、持続可能な開発に向けた地球規模のパートナーシップ構築を目指し、いくつかの重要な宣言や行動計画が合意された。

また、別途協議が続けられていた「気候変動枠組条約」と「生物多様性条約」が提起され、この会議の場で署名が開始された。さらに、会議の結果を受けて国際連合の経済社会理事会の下に「持続可能な開発委員会」が設置された。

よくある質問

地球サミットはいつどこで開催されましたか?
1992年6月3日から14日にかけて、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催されました。
地球サミットの主な成果は何ですか?
「環境と開発に関するリオデジャネイロ宣言(リオ宣言)」や行動計画「アジェンダ21」、森林原則声明が合意されたほか、「気候変動枠組条約」と「生物多様性条約」の署名が開始されました。

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参考文献

Taib, Fauziah (1997). Malaysia and UNCED. London: Kluwer Law International. ISBN 90 411 0683 9.