エクアドル共和国の歴史と概要

📌 主なポイント
- ✓エクアドル共和国の首都はキト、最大の都市はグアヤキルである。
- ✓国名はスペイン語で「赤道」を意味する言葉に由来する。
- ✓本土から西に約1,000km離れた太平洋上にガラパゴス諸島を領有している。
- ✓2000年に自国通貨スクレから米ドルへのドル化政策を導入した。
エクアドル共和国(スペイン語: República del Ecuador)、通称エクアドルは、南アメリカ大陸北西部に位置する共和制国家である。北にコロンビア、東と南にペルーと国境を接し、西は太平洋に面する。本土から西に約1,000キロメートル離れた太平洋上にガラパゴス諸島を領有している。首都はキトであり、最大の都市はグアヤキルである。国名はスペイン語で「赤道」を意味する。
国名の由来
正式名称はスペイン語でRepública del Ecuador。公式の英語表記はRepublic of Ecuadorとなる。国名はこの国の中北部を通る赤道に由来している。スペイン植民地時代にはペルー副王領の一部であり、独立後は大コロンビアの一部(南部地区)となった。1830年にコロンビアから分離独立する際、キト共和国という名称が他の都市の反発を招くことを避けるため、赤道に因んだエクアドルという妥協的な名称が採用された。
歴史
先コロンブス期とインカ帝国
現在のエクアドルに相当する地域には紀元前1万年ごろから人類が生存していた。15世紀半ばにはクスコを拠点とするインカ帝国(タワンティン・スウユ)の皇帝トゥパク・インカ・ユパンキの遠征によって征服され、キトは帝国第二の都市として発展した。
スペイン植民地時代と独立
1531年にフランシスコ・ピサロ率いるスペインのコンキスタドールが上陸し、インカ帝国は滅亡した。その後、ペルー副王領などの統治下に置かれ、インディオ人口の減少とそれに伴う黒人奴隷の導入が進んだ。19世紀初頭、シモン・ボリーバルやアントニオ・ホセ・デ・スクレらの解放軍による独立運動が進展し、1822年のピチンチャの戦いにより解放が確定した。当初は大コロンビアの一部となったが、1830年に独立を宣言した。
経済と社会
エクアドル経済は歴史的にカカオやバナナなどの農業プランテーションに依存してきたが、後にアマゾン地域の石油開発が主要な産業となった。1990年末の金融危機とそれに伴うハイパーインフレ等の深刻な経済混乱を経て、政府は2000年にそれまでの国内通貨スクレを放棄し、アメリカ合衆国ドルを法定通貨とするドル化政策を導入した。
よくある質問
エクアドルの首都はどこですか?
国名「エクアドル」の由来は何ですか?
エクアドルで使用されている通貨は何ですか?
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参考文献
- 国連 UNdata: https://data.un.org/en/iso/ec.html
- 外務省 エクアドルという国-日本・エクアドル外交関係樹立100周年: https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol167/index.html