語学検定
実用英語技能検定の歴史、試験制度および運営概要

公益財団法人日本英語検定協会が実施する実用英語技能検定(英検)の歴史、等級構成、CBT等の受験方式、採点システムに関する詳細な解説。
📌 主なポイント
- ✓実用英語技能検定は1963年に認定が開始された。
- ✓実施団体は公益財団法人日本英語検定協会である。
- ✓合否判定には英検CSEスコアが用いられている。
実用英語技能検定(じつようえいごぎのうけんてい、英: The EIKEN Test in Practical English Proficiency)は、公益財団法人日本英語検定協会が実施する、日本国内で広く普及している語学検定試験である。一般には英検(えいけん)の略称で知られている。
歴史と概要
実用英語技能検定は1963年(昭和38年)に認定が開始された。実施団体である日本英語検定協会は、英語の語学検定事業のほか、英検Jr.やIELTS、TEAPなどの関連ブランドも展開している。文部科学省の後援を受けており、学校教育や社会人のキャリア形成などにおいて広く活用されている。
試験制度と等級
検定は複数の等級に分かれており、学習者の習熟度に応じた評価が行われる。2025年度には準2級と2級の間に「準2級プラス」が新設され、さらに2026年度第3検定以降には英語学習初期段階の成果測定を目的とした「6級」および「7級」の新設が公表されている。
- 1級:大学卒業程度(CEFR C1)
- 準1級:大学中級程度(CEFR B2)
- 2級:高校卒業程度(CEFR B1)
- 準2級プラス:高校中級程度(CEFR A2+)
- 準2級:高校中級程度(CEFR A2)
- 3級:中学卒業程度(CEFR A1)
- 4級:中学中級程度
- 5級:中学初級程度
試験は一次試験(筆記およびリスニング)と、上位級(3級以上)を対象とした二次試験(面接形式のスピーキングテスト)によって構成される。また、4級および5級においても希望者が受験可能なスピーキングテストが導入されている。
受験方式の多様化
従来の紙媒体による試験(PBT)に加え、コンピュータを活用した受験方式も導入されている。1日で4技能全てを受験できる「英検S-CBT」などが整備され、受験者の利便性向上や試験機会の多様化が図られている。
採点と評価
合否判定には、2015年度から導入された絶対尺度である英検CSEスコアが活用されている。また、一部の評価・採点業務においてはAI技術の導入が進められている。
よくある質問
英検の受験方式にはどのようなものがありますか?
従来の紙媒体による試験のほか、コンピュータを使用して1日で4技能を受験できる「英検S-CBT」などが実施されています。
英検CSEスコアとは何ですか?
英語の4技能ごとの能力を級に関わらず同一の絶対尺度で示すことができるスコアであり、2015年度から合否判定等に導入されています。
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参考文献
日本英語検定協会 公式サイトおよび事業沿革資料、文部科学省関連資料に基づく。