日本の元号
永享:室町時代の元号(1429年-1441年)
永享(えいきょう)は、日本の室町時代、後花園天皇の代に行われた元号です。1429年から1441年までの期間を指し、足利義教による幕政や永享の乱などの歴史的出来事で知られています。
📌 主なポイント
- ✓永享は1429年から1441年まで続いた日本の元号である。
- ✓出典は『後漢書』の一節「永享無窮之祚」である。
- ✓この期間中、室町幕府の第6代将軍・足利義教が統治していた。
永享(えいきょう)は、日本の元号の一つ。正長の後、嘉吉の前にあたり、1429年から1441年までの期間を指す。この時代の天皇は後花園天皇であり、室町幕府の将軍は足利義教であった。
改元
正長2年9月5日(ユリウス暦1429年10月3日)、後花園天皇の即位に伴い改元が行われた。その後、永享13年2月17日(ユリウス暦1441年3月10日)に嘉吉へと改元された。
出典
元号の出典は『後漢書』の「能立魏々之功、伝于子孫、永享無窮之祚」から採られた。勘申者は文章博士の唐橋在豊が務めた。
永享期の主な出来事
永享期は室町幕府の権力が一定の安定を見せた時期である一方、各地で紛争も発生した。
- 1432年(永享4年):足利義教が日明貿易(勘合貿易)を再開。同年、細川持之が管領に就任。
- 1433年(永享5年):永享の山門騒動が発生。
- 1438年(永享10年):永享の乱。鎌倉公方・足利持氏が関東管領・上杉憲実と対立し、幕府軍が出陣。
- 1439年(永享11年):飛鳥井雅世が『新続古今和歌集』を撰上。
- 1440年(永享12年):結城合戦が発生。
永享期に誕生した人物
この時代には、後の戦国時代や室町幕府の重要人物が多く誕生している。
- 細川勝元(1430年)
- 北条早雲(1432年)
- 足利義勝(1434年)
- 足利義政(1436年)
- 日野富子(1440年)
よくある質問
永享はいつからいつまでですか?
1429年から1441年までの期間です。
永享の元号の由来は何ですか?
『後漢書』にある「能立魏々之功、伝于子孫、永享無窮之祚」という一節から採用されました。
永享の乱とは何ですか?
1438年に発生した、鎌倉公方・足利持氏と関東管領・上杉憲実の対立に端を発する幕府との軍事衝突です。
関連記事
室町時代足利義教後花園天皇永享の乱
参考文献
- 『日本年号事典』
- 『後漢書』