日本の元号

永和 (日本)

日本の南北朝時代に使用された元号の一つである「永和」について解説します。北朝方の後円融天皇の時代にあたる1375年から1379年までの歴史や背景を紹介。

📌 主なポイント

  • 永和は日本の南北朝時代における北朝方の元号である。
  • 使用期間は1375年から1379年までの期間である。
  • 当時の北朝方の天皇は後円融天皇、室町幕府将軍は足利義満であった。
  • 元号の出典は『尚書』および『芸文類聚』である。

永和(えいわ)は、日本の南北朝時代の元号の一つ。北朝方において使用された。応安の後、康暦の前であり、1375年から1379年までの期間を指す。この時代の天皇は北朝方が後円融天皇、南朝方が長慶天皇であり、室町幕府の将軍は足利義満であった。

改元

応安8年2月27日(ユリウス暦1375年3月29日)に、後円融天皇の即位に伴う代始改元として行われた。その後、永和5年3月22日(ユリウス暦1379年4月9日)に康暦へと改元された。

出典

元号の出典は、古代中国の典籍である『尚書』舜典の「詩言志、歌永言、声依永、律和声、八音克諧、無相奪倫、神人以和」および、『芸文類聚』巻8の「九功六義之興、依永和声之製、志由興作、情以詞宣」に基づくものとされている。また、勘申者は権中納言の柳原忠光である。

永和期の主な出来事

永和年間においては、南北朝の対立を背景に各地で政治的および軍事的な動きが見られた。九州探題を務めた今川貞世(了俊)による動向や、室町幕府内での対立などが記録されている。

西暦との対照表

永和期は西暦1375年から1379年に該当する。北朝方の元号である永和は、南朝方の元号である天授(1375年〜1381年)と並行して使用された。

よくある質問

永和とはどの時代の元号ですか?
日本の南北朝時代、北朝方で使用された元号です。期間は1375年から1379年までです。
永和の次の元号は何ですか?
康暦です。1379年3月22日に康暦へ改元されました。
永和期の室町幕府将軍は誰ですか?
足利義満です。

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参考文献

  • 川口謙二、池田政弘『元号事典』(改訂新版)東京美術、1989年。
  • 東京帝国大学文学部史料編纂所編『史料綜覧』巻七、朝陽会、1932年。