地理・島嶼
エル・イエロ島:カナリア諸島の自然豊かな火山島

大西洋カナリア諸島の最西端に位置するエル・イエロ島の地理、歴史、名称の由来、そして再生可能エネルギーの取り組みについて解説します。
📌 主なポイント
- ✓エル・イエロ島はカナリア諸島の南西端に位置する最も小さな島である。
- ✓島全体がユネスコの世界ジオパークおよび生物圏保護区に指定されている。
- ✓行政上はスペインのサンタ・クルス・デ・テネリフェ県に属し、3つの自治体から構成される。
エル・イエロ島(El Hierro)は、大西洋上アフリカ沖に位置するカナリア諸島の南西端にある島であり、同諸島の中で最も小さく、最も西に位置する島です。別名「子午線の島」としても知られています。

名称の由来
「エル・イエロ」という名前は、スペイン語で「鉄」を意味する単語と同じ綴りですが、金属の名称とは直接の関係はありません。中世スペイン語の正書法に由来しており、元の名前の由来は先住民族であるグアンチェ族が話していた言葉に関連すると考えられています。

地理と自然環境
島の面積は約278平方キロメートルで、急峻な地形が特徴であり、海岸線の大部分は断崖となっています。最高地点は島の中央部に位置するマルパソ山で、標高は1,501メートルです。

島内には多様な植生や固有種が生息しており、2000年には土地の大部分がユネスコの生物圏保護区に指定され、2014年には全域が世界ジオパークに認定されました。

行政組織
エル・イエロ島はスペインのカナリア諸島州サンタ・クルス・デ・テネリフェ県に属しています。島内にはフロンテラ、バルベルデ、エル・ピナールの3つの基礎自治体(ムニシピオ)が設置されています。

島の中心的な町であるバルベルデには島の役所があり、人口の多くがこの地域に居住しています。

再生可能エネルギーの取り組み
エル・イエロ島では、風力発電と揚水発電を組み合わせたシステムなどを活用し、再生可能エネルギーによる電力自給の取り組みが進められています。

よくある質問
エル・イエロ島はどの国に属していますか?
スペインのカナリア諸島州に属しています。
エル・イエロ島の最高峰はどこですか?
島の中央部にあるマルパソ山で、標高は1,501mです。
エル・イエロ島が別名で何と呼ばれていますか?
歴史的に「子午線の島」という別名を持っています。
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参考文献
- J.B.G.M. Bory de St.-Vincent (1803), Essais sur les Îles Fortunées et l'antique Atlantide.
- Abreu Galindo, Juan de (1764), The History of the Discovery and Conquest of the Canary Islands.
- UNESCO - Isla El Hierro Biosphere Reserve.