言語学
英語の系統と世界的展開に関する百科事典記事

インド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派に属する英語の言語系統、歴史的変遷、文字体系、および世界各地への展開と多様な方言について解説する百科事典記事。
📌 主なポイント
- ✓英語はインド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派、西ゲルマン語群に属する。
- ✓発祥地はイングランドであり、現在は世界中で広く話されている。
- ✓通常、26文字のラテン文字(アルファベット)によって表記される。
英語(えいご、英: English, English language)は、インド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属する西ゲルマン語群、アングロ・フリジア諸語を起源とする言語であり、イングランドを発祥としている。
呼称の由来
日本語における「英語」の「英」は、イギリスの漢字表記である「英吉利」に由来する。歴史的には「英吉利語」という呼称も存在したが、現代では「英語」という名称が一般的に用いられている。一方、英語における「English」は、イングランド(England)の形容詞形に由来する言葉である。
文字体系と表記
英語は通常、ラテン文字(アルファベット)の26文字を用いて記述される。ヨーロッパの他の多くの言語と比較して、外来語やその転写を除けばダイアクリティカルマークが使用されることは極めて少ない。手書きの際は、読みやすさなどの観点からブロック体が主流となっている。
言語系統と方言・変種
英語は複数中心地言語であり、特定の公式な世界統制機関は存在しない。植民地の歴史や地理的展開に伴い、アメリカ英語、イギリス英語、カナダ英語、オーストラリア英語など、多数の方言や変種に分かれている。また、歴史的な交易や植民地支配の過程において、各地でピジン言語やクレオール言語の発生基盤ともなった。
よくある質問
英語はどの語族に属していますか?
英語はインド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派、西ゲルマン語群に属しています。
「英語」という名称の由来は何ですか?
日本語の「英」はイギリスの漢字表記「英吉利」に由来し、英語の「English」はイングランド(England)に由来しています。
英語の表記にはどのような文字が使われますか?
通常、26文字のラテン文字(英語アルファベット)が使用されます。
関連記事
イギリス英語アメリカ英語ゲルマン語派インド・ヨーロッパ語族
参考文献
- エスノローグ26版 (2023). 「English」.
- 寺沢盾 『英語の歴史』 中公新書、2008年。
- 唐澤一友 『世界の英語ができるまで』 亜紀書房、2016年。