化学
水酸化エルビウム(III)の化学的性質と特徴

水酸化エルビウム(III)(Er(OH)3)の化学式、物理的性質、熱分解挙動などの基本情報を解説する無機化学に関する百科事典記事。
📌 主なポイント
- ✓水酸化エルビウム(III)の化学式は Er(OH)3 である。
- ✓外観はピンク色の固体として観察される。
- ✓酸と反応してエルビウム(III)塩を生成する化学的特性を持つ。
水酸化エルビウム(III)(すいさんかエルビウム さん、化学式: Er(OH)3)は、ランラノイド系列の希土類元素であるエルビウムの水酸化物であり、無機化合物の一つである。

化学的性質
水酸化エルビウム(III)は塩基性の性質を示し、酸と反応することで対応するエルビウム(III)塩を生成する。また、加熱処理を行うことで熱分解を起こし、オキシ水酸化エルビウム(ErO(OH))を経由して、最終的に酸化エルビウム(III)へと変化する。
物理的性質と識別情報
常温・常圧下において、ピンク色の固体として存在する。モル質量は 218.280 g·mol−1 である。CAS登録番号は 14646-16-3 であり、PubChem CID や ChemSpider などの各種化学データベースに登録されている。
よくある質問
水酸化エルビウム(III)の化学式は何ですか?
化学式は Er(OH)3 です。
水酸化エルビウム(III)の色や状態はどうなっていますか?
標準状態において、ピンク色の固体として存在します。
水酸化エルビウム(III)を加熱するとどうなりますか?
高温で分解して ErO(OH) を経由し、さらに分解することで酸化エルビウム(III)を生じます。
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参考文献
《无机化学丛书》. 第七卷 钪 稀土元素. 易宪武 等主编. 科学出版社. P168~171.