地理学

砂砂漠(エルグ)の地理的特徴と分類

砂砂漠(エルグ)の地理的特徴と分類
砂砂漠(エルグ)の定義、岩石砂漠との違い、および砂丘の発達メカニズムについて解説します。砂漠の分類における砂砂漠の位置付けを正確に理解するためのガイドです。

📌 主なポイント

  • 砂砂漠は世界の砂漠全体の約20%を占める。
  • サハラ砂漠において、砂砂漠の割合は全体の約20〜30%である。
  • 砂砂漠は地質学的に「エルグ」とも呼ばれる。
  • 鳥取砂丘は砂砂漠ではなく、海岸砂丘に分類される。

砂砂漠(すなさばく)は、地表が主に砂礫によって覆われている砂漠の形態を指します。地理学的な専門用語では「エルグ(Erg)」とも呼ばれます。一般的に砂漠と聞くと広大な砂丘が広がる風景を連想しがちですが、地球上の砂漠全体で見ると、砂砂漠が占める割合はおよそ20%程度に過ぎません。

サハラ砂漠の砂砂漠
サハラ砂漠における砂砂漠の景観

砂砂漠の定義と分布

砂砂漠は、岩石砂漠の周囲などに分布し、2mm以下の粒径を持つ砂が堆積した地域を指します。世界で最も広範囲に分布しているのは岩石砂漠であり、例えばアフリカのサハラ砂漠においても、砂砂漠が占める面積は全体の20%から30%程度であり、残りの大部分は礫砂漠や岩石砂漠が占めています。

砂丘の発達

砂漠の最大の特徴は、風の作用によって形成される砂丘が発達している点です。風によって運ばれた砂が堆積し、多様な形状の砂丘群を形成します。これらは気候や風向、地形の影響を強く受けて変化します。

混同されやすい地形

砂砂漠と混同されやすい地形として「海岸砂丘」があります。日本国内で有名な鳥取砂丘は、その景観から砂砂漠と誤解されることがありますが、地理学的には海岸の堆積作用によって形成された海岸砂丘であり、砂砂漠とは成因が異なります。

よくある質問

砂砂漠と岩石砂漠の違いは何ですか?
砂砂漠は主に2mm以下の砂粒が堆積した地域を指しますが、岩石砂漠は地表が岩石や礫で覆われた地域を指します。世界の砂漠の大部分は岩石砂漠です。
砂砂漠は世界の砂漠のどれくらいの割合ですか?
世界の砂漠のおよそ20%が砂砂漠であるとされています。
鳥取砂丘は砂砂漠に含まれますか?
いいえ、鳥取砂丘は海岸砂丘であり、砂砂漠とは成因が異なります。

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参考文献

  • 砂漠化について (ecoecoinfo)
  • 鳥取大学乾燥地研究センター「砂漠って何?」
  • Yahoo!辞書「砂砂漠」
  • 自然公園財団「秋の砂丘をゆく」