格闘技

フライ級(格闘技の階級)

ボクシング、総合格闘技、ムエタイなどの格闘技における階級「フライ級」の定義、歴史、および各競技での規定ウェートについて解説します。

📌 主なポイント

  • プロボクシングのフライ級は108-112ポンド(約48.988-50.802kg)である。
  • 総合格闘技のフライ級は115-125ポンド(約52.163-56.699kg)である。
  • 白井義男は1952年にフライ級で日本初のプロボクシング世界王者となった。
  • ムエタイのフライ級は世界ムエタイ評議会(WMC)により108-112ポンドと規定されている。

フライ級(英: flyweight)は、ボクシングや総合格闘技、ムエタイなどの格闘技において設定されている体重別の階級の一つである。「フライ」は英語で「ハエ」を意味する。

ボクシングにおけるフライ級

プロボクシングにおけるフライ級の契約ウェートは、108ポンドから112ポンド(約48.988kg - 50.802kg)と定められている。これは全17階級の中で3番目に軽い階級であり、ライトフライ級とスーパーフライ級の間に位置する。

日本ボクシング界において、フライ級は歴史的に重要な階級である。1952年、白井義男が日本初の世界王者となった階級であり、その後も多くの世界王者を輩出してきた。アマチュアボクシングにおいても、1960年ローマオリンピックで田辺清が日本初のメダル(銅メダル)を獲得した階級として知られる。

世界的な記録としては、ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)がWBC世界王座において17度の連続防衛を達成した記録が著名である。

総合格闘技におけるフライ級

総合格闘技(MMA)におけるフライ級は、主にネバダ州アスレチック・コミッションなどの規定に基づき、115ポンドから125ポンド(約52.163kg - 56.699kg)の範囲で設定されている。これはストロー級とバンタム級の間に位置し、全14階級中2番目に軽い階級である。

ムエタイにおけるフライ級

世界ムエタイ評議会(WMC)の規定において、ムエタイのフライ級は108ポンドから112ポンド(約48.988kg - 50.802kg)とされている。これは全19階級中3番目に軽い階級である。

レスリングにおけるフライ級

レスリング競技において、かつてフライ級と呼ばれた階級は54kg級に相当していたが、現在は廃止されている。女子レスリングにおいては、48kg級を指してフライ級と呼称される場合がある。

よくある質問

フライ級の体重制限は競技によって異なりますか?
はい、異なります。ボクシングやムエタイでは約49kgから51kg程度ですが、総合格闘技では約52kgから57kg程度と、競技団体やルールによって規定が異なります。
フライ級という名称の由来は何ですか?
英語で「ハエ」を意味する「fly」に由来しており、軽量級であることを象徴しています。

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参考文献

  • 毎日新聞「ボクシング亀田興初防衛、黒木は奪取目指す」(2010年3月25日閲覧)
  • World Muaythai Council: Age, Weight Divisions and Weigh-in (2020年4月3日閲覧)