単位系
フィート・ポンド・秒単位系(FPS単位系)の概要と変種

ヤード・ポンド法におけるフィート・ポンド・秒(FPS)単位系の定義、3つの主要な変種、および物理学・工学における歴史的背景を解説します。
📌 主なポイント
- ✓FPS単位系はフィート、ポンド、秒を基本単位とするヤード・ポンド法の単位系である。
- ✓ポンドの扱いの違いにより、絶対FPS単位系、英国重力単位系、英国工学単位系の3つの変種が存在する。
- ✓1959年の国際協定により、フィートは正確に0.3048メートル、ポンドは正確に0.45359237キログラムと定義されている。
フィート・ポンド・秒単位系(FPS単位系、Foot–Pound–Second system)は、ヤード・ポンド法に基づく物理単位系であり、長さの単位にフィート(foot)、質量の単位または力の単位にポンド(pound)、時間の単位に秒(second)を用いるものです。20世紀中頃まで、英語圏の技術書や工学分野で広く使用されていました。
単位系の変種
FPS単位系には、ポンドを質量、力、重さのいずれとして扱うかによって、主に3つの変種が存在します。これらは物理量の次元を一貫して扱うために定義されており、特にウィリアム・ストラウドが普及させた手法は「ストラウド・システム」として知られています。
よくある質問
FPS単位系とは何ですか?
フィート、ポンド、秒を基本単位とする単位系です。主に英語圏の工学分野で歴史的に使用されてきました。
なぜFPS単位系には複数の変種があるのですか?
ポンドという単位を質量として扱うか、力(重量ポンド)として扱うかによって、物理計算における一貫性を保つために異なる定義が必要となったためです。
スラグとは何ですか?
英国重力単位系において、力の単位である重量ポンドと加速度から導出される質量の組立単位です。
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参考文献
- Cardarelli, François (2003). Encyclopaedia of Scientific Units, Weights and Measures: Their SI Equivalences and Origins. Springer. pp. 51–55.
- Henderson, James B.; Godfrey, C. (1924). "The Stroud system of teaching dynamics". The Mathematical Gazette. 12 (170): 99–105.
- Dresner, Stephen (1971). Units of Measurement. New York: Hastings House. pp. 193–205.
- Jerrard, H G (1985). A Dictionary of Scientific Units. London: Chapman and Hall. p. 24.