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フランク・マーシャル (チェスプレーヤー)

フランク・マーシャル (チェスプレーヤー)
アメリカ合衆国のチェスプレーヤー、フランク・マーシャルの生涯と業績についての百科事典記事。米国チャンピオンとしての活躍やマーシャル・ギャンビットについて解説。

📌 主なポイント

  • フランク・マーシャルは1877年8月10日にニューヨークで生まれた。
  • 1909年から1935年の間、米国チェスチャンピオンを務めた。
  • ルイ・ロペスの変化である「マーシャル・ギャンビット」を考案した。

フランク・ジェームズ・マーシャル(Frank James Marshall、1877年8月10日 - 1944年11月9日)は、アメリカ合衆国のチェスプレーヤーである。ポール・モーフィーの後を受け継ぎ、20世紀前半のアメリカチェス界を牽引した第一人者として知られている。

フランク・マーシャルの肖像写真
フランク・マーシャル

生涯と経歴

1877年8月10日にニューヨークで生まれ、幼少期から少年時代にかけての8歳から19歳までの間はカナダのモントリオールに在住した。その後アメリカへ戻り、同国のチェス界において長年にわたり中心的な役割を果たした。1909年から1935年にかけて米国チャンピオンの座に就き、数多くの国際大会や国内大会で活躍した。

プレースタイルとチェス界への貢献

マーシャルは攻撃的なプレースタイルで広く知られ、激しい局面を好む一方で消極的な展開を嫌うことで知られた。チェスのオープニング理論においても足跡を残しており、ルイ・ロペスの変化の一つであるモーフィー・ディフェンスの過程で黒が8手目に指す手(8...d5)を考案した。この手順(1.e4 e5 2.Nf3 Nc6 3.Bb5 a6 4.Ba4 Nf6 5.o-o Be7 6.Re1 b5 7.Bb3 o-o 8.c3 d5)はマーシャル・ギャンビットと呼ばれ、現在でも国際大会でしばしば採用される重要なオープニングとして知られている。

マーシャル・ギャンビットの局面図
マーシャル・ギャンビット

よくある質問

フランク・マーシャルとはどのような人物ですか?
20世紀前半に活躍したアメリカ合衆国のチェスプレーヤーであり、長年にわたり米国チャンピオンを務めました。
マーシャル・ギャンビットとは何ですか?
ルイ・ロペスのオープニングにおいて、黒の8手目にd5を突く手順であり、フランク・マーシャルによって考案された戦術です。

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参考文献

有田謙二著 『チェス・マスター・ブックス 5 やさしい実戦集』河出書房新社、1976年6月15日初版発行。