自然科学
淡水:地球上の水資源と定義

淡水(真水)の定義、地球上での存在形態、および水資源としての重要性について解説します。塩分濃度による分類や陸水との関係についても触れます。
📌 主なポイント
- ✓淡水は一般的に塩分濃度が0.05%以下の水と定義される。
- ✓地球上の全水量のうち、淡水が占める割合は約2.5%である。
- ✓人間が容易に利用可能な淡水(河川水や土壌水)は、地球上の全水量の約0.007%に過ぎない。
淡水(たんすい)または真水(まみず)とは、一般的に塩分濃度が極めて低い水の総称です。地球上の水資源において、生物の生存や人間の生活に不可欠な存在です。
定義と分類
科学的な定義において、淡水は一般的に塩分濃度が0.05%以下の水とされています。これに対し、塩分濃度が高い水は汽水や海水と呼ばれます。ミネラル濃度が極端に低いものは純水や蒸留水として区別されます。

地球上での存在形態
地球上の水のうち、淡水が占める割合は約2.5%ですが、その大部分は氷河や氷雪として存在しています。人間が水資源として直接利用可能な河川水や土壌水は、地球上の全水量のうちわずか0.007%程度に過ぎません。


陸水との関係
陸上に存在する水(河川、湖沼、地下水など)を包括的に指す言葉として「陸水」があります。これには一部の塩分濃度が高い湖沼なども含まれますが、一般的には淡水環境を指すことが多いです。

よくある質問
淡水と汽水の違いは何ですか?
塩分濃度による違いです。淡水は一般的に0.05%以下のものを指し、汽水は0.05%から3.5%程度の塩分濃度を持つ水を指します。
地球上の淡水はどこに多く存在しますか?
地球上の淡水の約7割は、氷河や氷雪として南極やグリーンランドなどの極地や高山に存在しています。
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参考文献
- 田中正編『水文科学』共立出版、2009年。
- 横瀬久芳『はじめて学ぶ海洋学』朝倉書店、2015年。
- goo国語辞書「淡水(たんすい)の意味」