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主要7か国首脳会議(G7)の歴史と枠組み

主要7か国首脳会議(G7)の歴史と枠組み
主要7か国首脳会議(G7)の歴史、設立の経緯、加盟国、国際的な役割について解説する百科事典記事です。

📌 主なポイント

  • G7は、日本、アメリカ、カナダ、フランス、イギリス、ドイツ、イタリアの7か国およびEUで構成される。
  • 前身である「ライブラリー・グループ」の初会合は1973年3月25日にワシントンD.C.で開催された。
  • 1975年の第1回首脳会議以降、毎年持ち回りでサミットが開催されている。
  • 2014年のクリミア半島併合問題を受け、ロシアのG8参加資格が停止され、G7の枠組みに戻った。

主要7か国首脳会議(しゅようこくしゅのうかいぎ、英語: Group of Seven, G7)は、日本、アメリカ合衆国、カナダ、フランス、イギリス、ドイツ、イタリアの7か国および欧州連合(EU)の首脳が参加する国際的な非公式会議である。「サミット」とも通称される。

歴史と設立の経緯

G7の起源は、1973年の石油危機に端を発する世界的な不況を背景とした、財務相レベルの非公式会合に遡る。1973年3月25日、アメリカのジョージ・シュルツ財務長官の提唱により、アメリカ、フランス、イギリス、西ドイツの4か国の財務相がワシントンD.C.のホワイトハウス地階の図書室で会合を開いた。この経緯から、初期の枠組みは「ライブラリー・グループ」と呼ばれた。

同年秋の国際通貨基金(IMF)および世界銀行の年次総会の場において、日本を加えることが合意された。1975年、フランスのランブイエにて、フランス大統領ヴァレリー・ジスカール・デスタンの発案により、日本を含む主要な民主主義工業国の首脳を集めた初の首脳会議(第1回先進国首脳会議)が開催された。その後、イタリアが加わってG6となり、1976年のプエルトリコ(サンフアン)でのサミットにカナダが参加したことで、現在のG7の枠組みが確立された。

G8への拡大とG7への復帰

冷戦終結後、1990年代からソビエト連邦およびその後継であるロシアがサミットの枠外や一部セッションへ参加するようになり、1998年のバーミンガム会議以降は「G8サミット(主要8か国首脳会議)」と呼ばれるようになった。しかし、2014年のロシアによるウクライナ・クリミア半島併合を受け、G7首脳はロシアのG8参加停止を決定。会議の枠組みは事実上G7へと戻された。

組織的特徴と役割

国連や世界銀行のような条約に基づく常設の機関や事務局は存在しない。議長国は加盟国間で持ち回りとなり、毎年1月1日から担当国が変わり、一連の閣僚級会合や夏頃の首脳会議を主導する。経済、政治、環境問題など、多岐にわたる地球規模の課題について協議を行っている。

よくある質問

G7のメンバー国はどこですか?
日本、アメリカ合衆国、カナダ、フランス、イギリス、ドイツ、イタリアの7か国と、欧州連合(EU)が参加しています。
G7はいつどのようにして始まったのですか?
1973年の石油危機による世界不況を背景に、同年3月に日米欧の財務相らが非公式会合を開いたのが起源です。その後、1975年に最初の首脳会議が開催されました。
G8からG7に戻ったのはなぜですか?
1990年代からロシアが参加してG8となっていましたが、2014年のロシアによるウクライナ・クリミア半島併合を機に、G7首脳がロシアの参加停止を決定したためです。

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参考文献

  • 外務省. “サミットとは | サミット情報”. 2023年2月6日閲覧。
  • 日本銀行. “G20とは何ですか? G7とは何ですか?”. 2021年8月17日閲覧。