劇場

芸術座 (東京都千代田区)

芸術座 (東京都千代田区)
1957年から2005年まで東京都千代田区有楽町に存在した東宝直営の演劇専用劇場「芸術座」の歴史と概要を解説します。

📌 主なポイント

  • 1957年4月25日に開館し、2005年3月27日に閉館した。
  • 東宝株式会社が運営する演劇専用劇場であった。
  • 森光子主演の『放浪記』が代表的な上演作品として知られる。
  • 跡地にはシアタークリエが建設された。

芸術座は、かつて東京都千代田区有楽町一丁目の東宝本社ビル内に存在した演劇専用劇場である。東宝株式会社が運営し、約750席の中規模な客席を備え、舞台と客席の距離が近い親密な空間として親しまれた。

芸術座が入居していた東宝本社ビル
芸術座が入居していた東宝本社ビル(2005年3月撮影)

歴史

1957年4月25日に開館し、こけら落とし公演として森繁久弥主演の『暖簾』が上演された。劇場の生みの親である菊田一夫のプロデュースのもと、数多くの演劇作品が制作された。1959年には『がめつい奴』が上演され、翌年にかけて9ヶ月間にわたるロングラン興行を記録した。

芸術座を象徴する作品として知られるのが、森光子主演の『放浪記』である。1961年10月20日に初演を迎えて以来、長年にわたり上演が重ねられ、1990年には通算上演回数1,000回を突破した。また、1980年には東宝演芸場の閉鎖に伴い、演芸興行である「東宝名人会」の受け皿としての役割も担った。

閉館とその後

東宝本社ビルの老朽化に伴う建て替え計画により、2005年3月27日をもって閉館した。最終公演は森光子主演の『放浪記』が務め、48年間の歴史に幕を下ろした。跡地には、2007年11月7日に新たな劇場である「シアタークリエ」が開場している。

よくある質問

芸術座はどこにありましたか?
東京都千代田区有楽町一丁目の東宝本社ビル内にありました。
芸術座の最終公演は何でしたか?
森光子主演の『放浪記』が最終公演として上演されました。
芸術座の跡地には何がありますか?
跡地には、2007年にオープンした劇場「シアタークリエ」があります。

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東宝菊田一夫森光子シアタークリエ

参考文献

東宝株式会社社史資料および当時の報道資料に基づく。