地理学・極地探検
地球の極限地域:南極点の特徴と探検の歴史

地球の自転軸の南端に位置する南極点について、その地理的特徴やアムンゼン、スコットらによる歴史的な到達の歩みを詳しく解説します。
📌 主なポイント
- ✓南極点は南緯90度、南極大陸の氷床の上に位置する。
- ✓1911年12月14日にノルウェーのロアール・アムンセン隊が人類初到達を成し遂げた。
- ✓1956年にアメリカ合衆国のアムンゼン・スコット基地が建設され、年間を通じて観測が行われている。
南極点(なんきょくてん、英: South Pole)とは、自転する天体の最南端に当たる南緯90度地点のことである。一般的には地球の自転軸と天体表面が交差する点のうち、南側の1点を指す。
地理学的特徴
南極点は南極大陸上に位置している。大陸の氷床に覆われており、最も近い海岸線から内陸におよそ1,300キロメートルの位置にある。厚さおよそ2,700メートルの氷が大地を覆い、標高はおよそ2,835メートルに達する。
南極点の氷床は1年あたり約10メートルの速度で移動しているため、実測される実際の南極点は継続的に測定され、毎年元旦に「ジオグラフィック・ポール」という標識が付け替えられている。また、アムンゼン・スコット基地の脇には観光用の「セレモニアル・ポール」が設置されている。
探検の歴史
20世紀初頭、人類の足がまだ及ばなかった南極点を目指して多くの探検家が挑んだ。1911年12月14日、ノルウェーのロアール・アムンセン率いる遠征隊が世界で初めて南極点に到達した。続いてイギリスのロバート・スコット率いるテラノヴァ号探検隊が1912年1月17日に到達したが、帰路で全滅するという悲劇に見舞われた。
20世紀後半に入ると航空機による到達が実現し、1956年にはアメリカがアムンゼン・スコット基地を建設し、科学者や支援要員が常駐するようになった。日本人としては、1968年12月19日に第9次越冬隊が雪上車を用いて初めて到達を果たしている。
よくある質問
南極点とはどこにありますか?
南極点は南極大陸上の南緯90度に位置し、厚さ約2,700メートルの氷床の上、標高約2,835メートルの地点にあります。
人類で最初に南極点に到達したのは誰ですか?
1911年12月14日にノルウェーのロアール・アムンセン率いる遠征隊が人類で初めて到達しました。
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北極点南極大陸ロアール・アムンセンロバート・スコット
参考文献
大学共同利用機関法人 国立極地研究所 「南極豆辞典 南極点とは何なのか」