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GNグループ:補聴器と音響機器のグローバル企業

デンマークに本社を置くGNグループの歴史と事業概要を解説。かつて「大北電信会社」として国際通信を担った歴史から、現在の補聴器・音響機器メーカーへの転換までを網羅。
📌 主なポイント
- ✓GNグループは1869年に大北電信会社として設立された。
- ✓現在は補聴器(GNヒアリング)と音響機器(GNオーディオ)を主力事業としている。
- ✓かつて日本に初めて海底ケーブルを陸揚げし、日本の国際電信事業の基礎を築いた。
- ✓2011年に電気通信事業から完全に撤退した。
GNグループ(持株会社名:GN Store Nord A/S)は、デンマークのバレルプに本社を置く企業集団です。現在は補聴器および音響機器の製造・販売を中核事業としており、世界100カ国以上で製品を展開しています。ナスダック・コペンハーゲンに上場しており、補聴器部門と音響機器部門が売上の大部分を占めています。
事業構造とブランド
GNグループは主に以下の2つの主要子会社を通じて事業を展開しています。
- GNヒアリング (GN Hearing A/S):補聴器事業を担い、ReSound、Beltone、Intertonなどのブランドを展開しています。また、聴覚ケア管理のAudigyや、軍・法執行機関向けの聴覚保護ヘッドセットブランドFalComも傘下に収めています。
- GNオーディオ (GN Audio A/S):音響機器事業を担い、JabraやBlueParrottブランドのヘッドセット製品を提供しています。
歴史的背景と大北電信会社
GNグループの起源は、1869年に設立された大北電信会社(Det Store Nordiske Telegraf-Selskab A/S)に遡ります。同社は19世紀後半から20世紀にかけて、国際電気通信の先駆的な企業として活動しました。
特に日本との関わりは深く、1871年に長崎と上海、および長崎とウラジオストクを結ぶ海底ケーブルを敷設し、日本の国際電信事業の端緒を開きました。明治時代には、日本政府との間で通信協定を結び、長らくアジア大陸との通信網において重要な役割を果たしました。その後、時代の変遷とともに通信事業の整理を進め、2011年に電気通信事業から完全に撤退し、現在の音響・聴覚機器メーカーへと業態を転換しました。
日本法人
日本国内においては、補聴器関連を扱う「GNヒアリングジャパン株式会社」と、Jabra製品を扱う「GNオーディオジャパン株式会社」がそれぞれ事業を展開しています。
よくある質問
GNグループの現在の主な事業は何ですか?
現在は補聴器およびヘッドセットを中心とした音響機器の製造・販売を行っています。
大北電信会社とはどのような企業ですか?
1869年に設立されたデンマークの電気通信会社で、かつて日本と世界を結ぶ海底ケーブルの敷設や運用を担っていました。
GNグループが展開している主なブランドは何ですか?
補聴器ブランドにはReSound、Beltone、Intertonなどがあり、音響機器ブランドにはJabraやBlueParrottがあります。
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Jabra補聴器海底ケーブル電気通信の歴史
参考文献
- GN Store Nord A/S, 2018 Annual Report, 2019.
- 日本電信電話公社『海底線百年の歩み』電気通信協会, 1971年.
- 石原『国際通信の日本史』.
- 外務省「賠償並びに戦後処理の一環としてなされた経済協力及び支払い等」.