中国の行政区分
中華人民共和国・貴州省の自然と歴史の概要

中華人民共和国南西部に位置する貴州省の地理、気候、歴史、民族構成、および経済や交通インフラについて解説します。
📌 主なポイント
- ✓貴州省の省都および最大都市は貴陽市である。
- ✓省域の80パーセント以上が石灰岩に覆われたカルスト地形である。
- ✓ミャオ族やプイ族をはじめとする多くの少数民族が居住している。
貴州省(きしゅうしょう、中国語:贵州省、拼音:Guìzhōu Shěng)は、中華人民共和国の南西部に位置する省である。省都および最大都市は貴陽市であり、略称の「黔(けん)」は黒を意味する。
地理と気候
中国の西南地区に位置し、北に四川省および重慶市、東に湖南省、南に広西チワン族自治区、西に雲南省と接している。省域は雲貴高原の一部をなし、平均標高約1,000メートルの起伏に富んだ地形が広がる。省の80パーセント以上が石灰岩に覆われたカルスト地帯であり、南部を中心に峰林や峰叢地形が発達している。代表的なカルスト地形である茘波は、2007年に中国南方カルストの一部として世界遺産に登録された。
気候は亜熱帯高原に属し、極端な暑さや寒さは見られない。年間平均気温は摂氏14度から16度であり、年間降水量は1,000ミリメートルから1,400ミリメートル程度となっている。
民族構成
省内には漢族のほか、ミャオ族、プイ族、トン族、トゥチャ族、スイ族などの多様な少数民族が居住しており、省面積の半分以上が少数民族自治区域に指定されている。
歴史
古代においては夜郎国の地とされ、戦国時代以降、中原王朝の支配や間接統治の体制が置かれた。明代には貴州布政使司が設置され、清代に正式な省となった。また、近代においては、中国共産党の長征の途上で遵義会議が開催された地としても知られている。
交通
省都の貴陽龍洞堡国際空港が地域の拠点空港として機能しているほか、鉄道網においては高速鉄道や地下鉄の整備が進められている。
よくある質問
貴州省の省都はどこですか?
貴陽市です。
貴州省の地理的な特徴は何ですか?
平均標高約1,000メートルの雲貴高原に位置し、省の80パーセント以上が石灰岩に覆われたカルスト地形となっています。
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貴陽市ミャオ族プイ族中国南方カルスト
参考文献
季刊民族学 15(1)(55) 国立国会図書館デジタルコレクション / MSN産経ニュース「中国貴州で数万人が暴動 事件処理めぐり公安局庁舎炎上」 / Record China「女子中学生殺害事件に関する報道」