地理・都市
ベトナムの首都ハノイの歴史と行政の概況

ベトナムの首都であり政治と文化の中心都市であるハノイの歴史的変遷、行政区画の拡大、人口統計について解説する百科事典記事です。
📌 主なポイント
- ✓ハノイはベトナム社会主義共和国の首都であり、同国第2の都市である。
- ✓2019年の国勢調査におけるハノイ市の人口は約805万人である。
- ✓2008年の行政区画拡張により、面積が約3.6倍に拡大した。
ハノイ市(ベトナム語:Thành phố Hà Nội / 城庯河内)は、ベトナム社会主義共和国北部に位置する同国の首都である。南部ホーチミン市に次ぐ同国第2の都市であり、政治と文化の中心地として機能している。紅河の右岸に位置し、国内の工業や農産物の集散地としての側面も持つ。
歴史的変遷
ハノイがベトナムの中心都市として台頭したのは7世紀頃である。唐代には安南都護府が置かれ、南方支配の拠点となった。11世紀の李朝はこの地を都(当時は昇竜、のちのタンロンなど)と定め、農業地帯統治の拠点として発展させた。その後、1802年に阮朝がフエへ都を移すまで王都として繁栄を続け、1831年に現在の「ハノイ」という名称に改称された。
近代に入ると、1873年にフランスの占領を受け、1887年以降はフランス領インドシナの中心地となった。第二次世界大戦中の日本軍による進駐や明号作戦を経て、1945年9月2日にハノイでベトナム民主共和国の独立が宣言された。第一次インドシナ戦争やベトナム戦争を経て、1976年の南北ベトナム統一に伴い、ベトナム社会主義共和国の首都となった。
行政区画の拡大
2008年8月、ハタイ省の全域および周辺省の一部がハノイに合併された。この大規模な行政区画の再編により、ハノイ市の面積は約3.6倍に拡大し、人口も大幅に増加した。
人口動態
ベトナム統計総局が実施した2019年の人口と住宅に関する国勢調査によると、ハノイ市の総人口は約805万3,663人であり、人口密度は1平方キロメートルあたり2,419人となっている。
よくある質問
ハノイはどの国の首都ですか?
ベトナム社会主義共和国の首都です。
ハノイの人口はどのくらいですか?
2019年の国勢調査によると、約805万人です。
ハノイの面積が大きく拡大したのはいつですか?
2008年8月に周辺地域との合併が行われ、面積が約3.6倍になりました。
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参考文献
ベトナム統計総局 2019年の人口と住宅に関する国勢調査(最終結果), 2019年. / 産経ニュース 「ハノイの面積3・6倍に 合併で人口は620万」, 2008年.