軍事史

軍用爆撃機の歴史と各国の主要機体一覧

第一次世界大戦から第二次世界大戦期に至るまで、各国で開発・運用された軍用爆撃機および攻撃機の歴史と主要機体一覧を解説します。

📌 主なポイント

  • 爆撃機は第一次世界大戦期より偵察から発展し、専用の機体が各国で設計されるようになった。
  • 戦間期には全金属製構造や単葉化が進み、近代的な爆撃機の基礎が築かれた。
  • 第二次世界大戦期には、任務の多様化に伴い急降下爆撃機や戦略爆撃機など高度に特化した機体が多数登場した。

軍用爆撃機(および攻撃機)は、航空機の誕生とほぼ同時に軍事利用が模索され、第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけて急速な進化を遂げた航空機のカテゴリーです。本稿では、第一次世界大戦期および戦間期、第二次世界大戦期における各国の主な爆撃機や攻撃機の発展の足跡を概観します。

第一次世界大戦期の爆撃機

第一次世界大戦において、航空機は当初偵察任務を主として使用されていましたが、や敵の陣地や後方連絡線を攻撃する手段として爆撃機や攻撃機が開発されるようになりました。ドイツ帝国ではツェッペリン飛行船に加え、ゴータ G.IVなどの大型爆撃機が実戦に投入されました。イギリスではハンドレページ O/400などが運用され、フランスやイタリア、ロシアでも独自の大型機や爆撃機が開発されました。

戦間期の爆撃機

第一次世界大戦と第二次世界大戦の間(戦間期)には、航空工学の技術革新が進み、木製や布張りから全金属製の単葉機へと移行していきました。大日本帝国では九六式陸上攻撃機や一式陸上攻撃機、九七式重爆撃機などが開発され、アメリカ合衆国ではマーチン B-10やダグラス B-18などが登場しました。また、ドイツやイギリス、ソビエト連邦などでもそれぞれのドクトリンに基づいた新型機が多数設計されました。

第二次世界大戦期の爆撃機

第二次世界大戦期は、爆撃機の性能、航続距離、積載量が飛躍的に向上した時代です。急降下爆撃機、夜間爆撃機、遠距離戦略爆撃機など、任務に応じた多様な機体が運用されました。日本においては九九式艦上爆撃機、銀河、一式陸上攻撃機などが実戦で使われ、計画のみに終わった超遠距離爆撃機なども存在しました。世界各国でも戦局を左右する戦略爆撃機や戦術爆撃機が多数投入されました。

よくある質問

爆撃機と攻撃機の主な違いは何ですか?
爆撃機は主に敵の拠点や都市、産業施設などの戦略的・戦術的目標に対して大量の爆弾を投下することを目的とし、攻撃機は戦場の最前線における敵軍の地上部隊や艦艇などを直接攻撃することを主な任務としています。
第一次世界大戦期にはどのような爆撃機がありましたか?
ドイツのゴータ G.IVやツェッペリン・シュターケン R.VI、イギリスのハンドレページ O/400、ロシアのイリヤー・ムーロメツなどが代表的です。
戦間期における爆撃機の技術的変化は何ですか?
従来の複葉機や木製・布張り構造から、全金属製の単葉機への移行が進み、速度や航続距離、積載量が大きく向上しました。

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戦闘機の歴史第二次世界大戦の航空戦戦略爆撃軍用機の分類

参考文献

Wikipedia - 爆撃機一覧