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ジャマイカの歴史:先住民から独立国家への歩み

ジャマイカの歴史:先住民から独立国家への歩み

ジャマイカはカリブ海に位置する島国であり、その歴史は先住民の定住から、欧州列強による植民地支配、そして現代の独立国家へと大きく変遷してきました。

先コロンブス期とスペイン植民地時代

11世紀頃までには、南米から移住したタイノ族(アラワク族)が島に定住し、漁労や採集を営んでいました。「ジャマイカ」という名称は、タイノ語で「森と水の国」を意味する「Xaymaca」に由来するとされています。

\"ジャマイカの位置\"
ジャマイカの位置

1494年、クリストーバル・コロンブスが上陸し、その後1509年にスペイン人による征服が始まりました。スペイン支配下で先住民は疫病や過酷な労働により激減し、1517年には労働力として西アフリカからの黒人奴隷の連行が開始されました。

\"クリストファー・コロンブス\"
ジャマイカの「発見」者 クリストファー・コロンブス
\"ジャマイカの地図\"
20世紀末のジャマイカの地図

イギリス植民地時代と奴隷制

1655年、イギリス軍がスペインから島を奪取し、実効支配を開始しました。18世紀には、プランテーションから逃亡した奴隷たちが「マルーン」として山中に集落を形成し、イギリス政府に対して抵抗を続けました。1833年の奴隷制度廃止法案可決により、1838年には完全な自由が黒人たちにもたらされました。

独立への道と現代

20世紀に入ると、マーカス・ガーベイによる黒人地位向上運動や、世界恐慌を背景とした労働運動が活発化しました。1944年には普通選挙が導入され、二大政党制が確立しました。1962年8月6日、ジャマイカはイギリスから正式に独立を達成しました。

\"キングストン大火後の様子\"
1882年のキングストン大火の後の様子。
\"マーカス・ガーベイ\"
マーカス・ガーベイ

独立後のジャマイカは、マイケル・マンリー政権下での社会主義的政策や、その後の親米路線など、激動の政治経済を経験しました。