北条祇園祭の歴史と山車・神輿巡行の概要
📌 主なポイント
- ✓北条祇園祭は、茨城県つくば市北条の八坂神社で毎年7月下旬に開催される祭礼である。
- ✓祭礼は2日間にわたり、1日目を宵祇園、2日目を本祇園と呼ぶ。
- ✓本神輿は2011年に新調され、旧神輿は東日本大震災の被災地である岩手県に譲渡された。
北条祇園祭(ほうじょうぎおんまつり)は、茨城県つくば市北部、旧筑波町域の筑波山麓に位置する北条の八坂神社の祭礼である。毎年7月下旬に2日間にわたって開催され、1日目を宵祇園、2日目を本祇園と呼ぶ。
概要
つくば市北条の八坂神社の祭礼であり、旧筑波町地区のみならずつくば市全体で見ても、土着の祭礼としては最大規模を誇る。もともとは7月24日と25日に固定されていたが、平成中期以降は第4土曜日・日曜日の開催に変更された。10以上の常会(町内)が所有する山車や神輿が巡行を行い、例年多くの人で賑わう。
近年では自然災害や気候変動の影響を受けることもあり、2012年は竜巻被害、2020年から2022年までは新型コロナウイルス感染症の影響により山車や神輿の巡行が中止となった。また、2010年代後半以降は台風やゲリラ豪雨による宵祇園の中止、酷暑による一部巡行の制限などが相次いでいる。
山車・神輿の巡行
祭礼の中心となるのは、八坂神社の本神輿や各町の常会が所有する山車および子ども神輿である。本神輿は年番となる町から担ぎ手が出て担がれる。かつては年番町内の男性のみという規定があったが、担ぎ手不足に伴い2000年代以降は全町内からの募集や女性の参加が認められるようになった。
現在の本神輿は2011年に新調されたものであり、旧神輿は東日本大震災の被災地である岩手県へ譲渡された経緯を持つ。また、各町の常会が所有する山車や子ども神輿も巡行に参加するほか、かつて内町で巡行されていた大型の「獅子籠」(三角神輿)が2000年代初頭に有志団体によって復活し、巡行に加わっている。
アクセス
首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスつくば駅から、つくバスの「北部シャトル」または「小田シャトル」に乗車し、「筑波窓口センター」で下車して徒歩約10分。北条商店街を通る関東鉄道バスは、交通規制の時間帯には国道125号へと迂回運行を行う。