日本の歴史

旧北海道庁の歴史と行政機構(1886年〜1947年)

旧北海道庁の歴史と行政機構(1886年〜1947年)
1886年から1947年まで存在した北海道庁の歴史、行政組織、および関連する法制度について解説する百科事典記事。

📌 主なポイント

  • 1886年1月26日に函館県、札幌県、根室県の3県を廃止して北海道庁が設置された。
  • 長官の下に長官官房、総務部、学務部、経済部、土木部、拓殖部、警察部が置かれた。
  • 1947年5月3日の地方自治法施行に伴い廃止され、北海道が発足した。

北海道庁(ほっかいどうちょう)は、1886年(明治19年)1月26日に設置され、1947年(昭和22年)5月3日まで存在した、内務省直轄の地方行政官庁である。函館県・札幌県・根室県の3県および北海道事業管理局を廃止して置かれた。

明治期の北海道庁舎
明治期の北海道庁

北海道はその成立の歴史的経緯から他の府県とは法的な位置付けが異なり、北海道地方費法に基づいて設置された「北海道地方費」を他の府県に準ずる公法人扱いとした。また、北海道会法に基づいて北海道会や北海道参事会が設けられた。

初代長官 岩村通俊
初代長官 岩村通俊

沿革

1882年(明治15年)に置かれた函館県・札幌県・根室県の3県が廃止され、1886年1月26日の布告により北海道庁が設置された。札幌に本庁が置かれ、函館と根室には支庁が置かれた。

旧本庁舎(赤レンガ)(2009年10月撮影)
旧本庁舎(赤レンガ)(2009年10月撮影)

その後、1947年(昭和22年)4月21日の第1回統一地方選挙において田中敏文が初の公選長官として就任し、同年5月3日の地方自治法施行に伴い北海道庁は廃止された。これにより普通地方公共団体としての北海道が発足し、北海道庁長官は北海道知事と改称された。

よくある質問

北海道庁(1886-1947)はいつ設置されましたか?
1886年(明治19年)1月26日に設置されました。
北海道庁はどのようにして設置されましたか?
函館県・札幌県・根室県の3県および北海道事業管理局を廃止し、北海道庁が置かれました。
北海道庁はいつ廃止されましたか?
1947年(昭和22年)5月3日の地方自治法施行に伴い廃止されました。

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参考文献

  • 明治十九年一月二十六日布告第壹號
  • 『函館札幌根室三県并北海道事業管理局ヲ廃シ更ニ北海道庁ヲ置ク』1886年1月26日 - 国立公文書館 デジタルアーカイブ
  • 『官報 第769号(明治19年1月27日)』1886年1月27日 - 国立国会図書館デジタルコレクション