観光施設
星野リゾート トマムの歴史と概要

北海道占冠村にある山岳リゾート「星野リゾート トマム」の沿革、施設、および経営の変遷について解説します。
📌 主なポイント
- ✓1983年に「アルファリゾート・トマム」として開業。
- ✓1998年に運営会社のアルファ・コーポレーションが自己破産し、占冠村が施設を買収。
- ✓2004年より星野リゾートが運営を開始し、経営再生に取り組んだ。
- ✓2015年に中国のフォースン・グループが運営会社の株式を取得し、2024年に都内企業へ売却された。
星野リゾート トマムは、北海道勇払郡占冠村に位置する大規模な山岳リゾート施設です。かつては「アルファリゾート・トマム」として知られ、バブル経済期の過剰なリゾート開発と、その後の経営破綻、そして星野リゾートによる再生という複雑な歴史を歩んできました。
沿革
1981年、過疎化対策として占冠村でのリゾート開発が決定し、第三セクター方式で「シムカップ・リゾート開発公社」が設立されました。1983年にスキー場やホテルが開業し、その後、バブル経済の波に乗って超高層ホテルやゴルフ場、屋内プールなどを含む巨大リゾートへと拡大しました。しかし、バブル崩壊後の1998年に運営会社のアルファ・コーポレーションが自己破産し、施設は占冠村が買収する事態となりました。
その後、加森観光による運営を経て、2004年に星野リゾートが施設を買収し運営を開始しました。2005年からは星野リゾートによる単独運営体制となり、老朽化した施設の改修や、夏季の「雲海テラス」といった新たな観光コンテンツの創出により、通年型リゾートとしての再生を果たしました。
経営の変遷
2015年、中国の投資会社フォースン・グループ(復星集団)傘下の上海豫園旅游商城が、運営会社である株式会社星野リゾート・トマムの全株式を取得しました。運営自体は引き続き星野リゾートが担っています。2024年には、復星国際が保有する株式を東京都内の企業「YCH16」へ売却することが発表されました。
主な施設
リゾート内には、象徴的なツインタワーである「ザ・タワー」をはじめ、宿泊施設、スキー場、水の教会、ミナミナビーチ(旧VIZスパハウス)などが整備されています。また、2017年にはスキーイン・スキーアウトが可能な「ホタルストリート」が開業し、利便性が向上しました。
よくある質問
星野リゾート トマムの現在の運営会社はどこですか?
運営は引き続き星野リゾートが行っています。
雲海テラスはいつから営業していますか?
2005年に試験的に開設され、翌2006年から本格的に営業を開始しました。
リゾート内の施設は誰が所有していますか?
施設の一部は星野リゾート・トマムが所有し、残りの約4割は占冠村が所有しています。
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参考文献
- 星野リゾート トマム 公式ウェブサイト
- 日本経済新聞(2024年7月1日付、2015年11月11日付)
- 朝日新聞(2024年7月2日付)
- 占冠村 プレスリリース(2017年1月30日付)