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熱気球競技の仕組みと歴史、主な大会

熱気球競技の仕組みと歴史、主な大会
熱気球を用いて飛行の正確さや距離を競うスカイスポーツ「熱気球競技」について、その歴史や基本的な競技ルール(タスク)、日本国内外の主な大会を解説します。

📌 主なポイント

  • 熱気球を用いて飛行の正確さや距離などを競うスカイスポーツである。
  • 1900年のパリオリンピックで公開競技として実施された記録がある。
  • 地上に設置されたターゲットに向けてマーカーと呼ばれる布付きの砂袋を投下するのが基本ルールである。

熱気球競技(ねつききゅうきょうぎ)は、熱気球を用いて飛行を行い、その正確さ、飛行距離、飛行時間などを競うスカイスポーツの一つです。

歴史

1783年に発明された熱気球は、その後の飛行船や飛行機の登場によって実用面での役割は縮小しました。しかし、19世紀から第1次世界大戦にかけてスポーツとしての気球がブームを迎えました。当時の熱気球は発展途上にあり、飛行に多額の費用がかかるガス気球が主であったため、ごく一部の富裕層によるものでした。1900年のパリオリンピックでは公開競技として熱気球競技が実施されたものの、この時限りで終了となりました[1]。その後、第2次世界大戦後に化学繊維の発達やプロパンガスの利用による熱気球の研究が進んだことで飛躍的な発展を遂げ、世界中に広まりました。

競技大会も各地で開催されるようになり、1973年には第1回熱気球世界選手権がアメリカ合衆国のアルバカーキで開催されました[2]。また、スカイスポーツの総合競技大会であるワールド・エア・ゲームズでも、1997年の第1回大会から熱気球競技が種目として採用されています。日本国内における初の競技飛行は、1976年に開催された北海道上士幌熱気球フェスティバルで行われました[3]。

概要と競技の仕組み

熱気球は上下の移動を任意に操作できる一方で、それ以外の移動は風任せとなるため、当日の風の状況が競技の展開を大きく左右します。熱気球競技では、個々の競技種目を「タスク」と呼び、1回のフライトで複数のタスクが実施されることもあります。タスクの内容は多岐にわたりますが、地上に設置されたターゲットに向けて「マーカー」と呼ばれる小さな砂袋(長さ180センチほどのナイロン布がついたもの)を投下するのが基本となります[4]。マーカーの投下方法には、直接投げ入れる場合のほか、重力に任せて真下に落下させる方法(Gravity Marker Drop)などが定められています。

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よくある質問

熱気球競技における「タスク」とは何ですか?
熱気球競技における競技種目のことです。1回のフライトで複数のタスクが実施される場合があり、ターゲットへのマーカー投下などを競います。
熱気球競技はどのようにチームを組んで行われますか?
気球に乗り込むパイロットと、地上で気球の立ち上げや回収の補助を行い、チェイスカーで飛行中の気球を追いかけながら無線で誘導するクルーがチームを組んで競技に挑みます。

参考文献