気象学

着氷計の構造と気象観測における役割

着氷計の構造と気象観測における役割
気象観測において氷や霜、雨氷などの着氷現象を計測するために使用される着氷計の構造、設置方法、観測手順について解説します。

📌 主なポイント

  • 着氷計は、氷、霜、雨氷、着氷性の霧雨などを計測するためのL字型のアルミニウム製器具である。
  • 器具の寸法は通常、長さ38cm、幅4〜5cmである。
  • 百葉箱に取り付けられ、地上から約1メートルの高さに水平に設置される。
  • 気象観測所には通常2つの計器が用意され、観測ごとに交換される。

着氷計(ちゃくひょうけい、英語: ice accretion indicator)は、空気中の水分による氷、霜、雨氷、あるいは着氷性の霧雨などを計測するために使用される気象観測用の器具である。

標準的な着氷計(上下逆)
標準的な着氷計(上下逆)

構造と設置方法

一般的な着氷計は、長さ約38cm、幅4〜5cmのL字型をしたアルミニウム製の器具である。

通常は百葉箱に取り付けられ、地上から約1メートルの高さに水平に保たれて設置される。ただし、人工的な熱源から離れた場所であれば、他の適切な位置に設置することも可能である。

運用と観測手順

気象観測所には通常2つの着氷計が備えられており、定時の気象観測ごとに交換される運用が行われる。予備の計器は外気温に順応した状態で直ちに使用できるよう、百葉箱の中に収納しておく必要がある。

観測者が計器の表面に氷や霜の付着を確認した場合、次の気象観測の通報において「rime icing on indicator」や、霜を示す「FROIN(frost on indicator)」といった特定の用語を用いて報告される。

よくある質問

着氷計とは何ですか?
氷、霜、雨氷、着氷性の霧雨などを計測するために用いられる気象観測用の器具です。
着氷計はどのような材質と形状をしていますか?
長さ約38cm、幅4〜5cmのL字型をしたアルミニウム製の器具です。
着氷計はどこに設置されますか?
通常は百葉箱に取り付けられ、地上から約1メートルの高さに水平に設置されます。

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参考文献

  • Ice accretion indicator, www.answers.com
  • Ice accretion indicator, Glossary of meteorology, American Meteorological Society
  • 3.4.2.4 Ice accretion indicator, Environment Canada