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水銀柱インチ

水銀柱インチ
水銀柱インチ(inHg)の定義、換算、および航空分野における利用状況について解説します。

📌 主なポイント

  • 水銀柱インチの記号はinHgである。
  • 1水銀柱インチは、計量法において3386.39パスカルと定義されている。
  • 航空分野では高度計やエンジン出力の監視に現在も使用されている。

水銀柱インチ(すいぎんちゅうインチ、記号:inHg)は、ヤード・ポンド法における圧力の単位の一つです。華氏32度(摂氏0度)の環境下において、標準重力加速度のもとで高さ1インチの水銀柱が及ぼす圧力と定義されています。

定義と換算

日本の計量単位令および計量単位規則において、水銀柱インチは圧力の単位として定義されています。国際単位系(SI)におけるパスカル(Pa)への換算値は、計量法に基づき1 inHg = 3386.39 Paと定められています。

航空分野での利用

航空業界では、現在も水銀柱インチが広く使用されています。主な用途は以下の通りです。

  • 高度計規正値:航空機の高度計を調整するための気圧設定値として使用されます。
  • 吸気圧力:ピストンエンジンを搭載した航空機において、エンジン出力を監視するための計器(マニホールドプレッシャー計)の表示単位として用いられます。
吸気圧力計
吸気圧力計の表示は水銀柱インチ(inHg)が用いられている。

日本における法的な扱い

日本では、計量法により取引または証明における使用が原則として禁止されています。ただし、航空分野など特定の例外的な用途においては、計量単位令に基づき使用が認められています。

よくある質問

水銀柱インチはどのような環境で定義されていますか?
華氏32度(摂氏0度)の条件下で、標準重力加速度のもとにある高さ1インチの水銀柱が及ぼす圧力として定義されています。
日本で水銀柱インチを使用することはできますか?
計量法により、取引や証明への使用は原則として禁止されていますが、航空分野などの特定の用途では例外的に使用が認められています。
航空機で水銀柱インチが使われる主な場面は?
主に高度計の規正値設定や、ピストンエンジン機の吸気圧力計(マニホールドプレッシャー計)の表示単位として使用されます。

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参考文献