日本の地理
石狩平野の地形・歴史・概要

北海道最大の面積を持つ石狩平野の地理的特徴、歴史、石狩大湿原の開拓の歩みについて解説する百科事典記事です。
📌 主なポイント
- ✓石狩平野は北海道最大の平野であり、面積は約4,000平方キロメートルである。
- ✓日本国内では関東平野に次いで2番目に広い平野とされている。
- ✓明治時代の開拓前には、総面積6万3110ヘクタールにおよぶ石狩大湿原が広がっていた。
石狩平野(いしかりへいや)は、北海道の西部(道央地方)に位置する北海道最大の平野であり、面積は約4,000平方キロメートルに及ぶ。石狩川低地とも呼ばれ、日本国内では関東平野に次いで2番目に広い平野である。

地理と周辺環境
石狩平野は、北を増毛山地、東を夕張山地、西を日本海、南を後志火山性台地や樽前火山麓に囲まれている。南の勇払平野とあわせて石狩低地帯を形成している。

北海道最大の一級河川である石狩川の中流および河口付近にあたり、石狩川の左岸地帯には札幌市、江別市、千歳市、岩見沢市、滝川市、深川市などの都市が連続している。この地帯には北海道全体の5分の2以上にあたる人口が居住している。一方、石狩川の右岸地帯は新篠津村、月形町、浦臼町などの農村地帯が広がっている。
歴史と開拓
明治以降の北海道開拓が本格化する前、石狩川やその支流、および大小の池沼の間には総面積6万3110ヘクタールにおよぶ「石狩大湿原」が広がっていた。札幌都市圏の鉄道や古くからの市街地は、点在する湿地を避けるようにして建設された経緯を持つ。
その後、排水路の整備や治水を目的とした蛇行河川の直線化による土地の乾燥、さらに客土などの土地改良が進められたことで、湿原は次第に姿を消し、現在の広大な農業地帯へと生まれ変わった。
よくある質問
石狩平野の面積はどれくらいですか?
石狩平野の面積は約4,000平方キロメートルであり、北海道最大の平野です。
石狩平野は日本で何番目に広い平野ですか?
関東平野に次いで、日本で2番目に広い平野です。
開拓前はどのような景観が広がっていましたか?
石狩川や支流、大小の池沼の間に総面積6万3110ヘクタールにおよぶ石狩大湿原が広がっていました。
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石狩川北海道関東平野札幌市
参考文献
- 石狩市 『石狩平野』 2022年11月29日閲覧。
- 尾崎正紀・小松原琢 『石狩低地帯及び周辺地域の 20 万分の 1 陸域地質図及び説明書』 地質調査総合センター、2022年11月29日閲覧。
- 「日本一広い平野はどこ? トップ3とあわせて 日本の地形の特徴もおさえよう【親子で学ぶ日本地理】」 hugkum.sho.jp、2023年2月23日。
- 山田伸一 「【あっちこっち湿地】(4)開発前の石狩地方に巨大湿原」 『北海道新聞』 夕刊2021年7月26日2面。