日本の都道府県
岩手県:地理・歴史・気候の概要

東北地方に位置する岩手県の地理的特徴、歴史的背景、気候、および地域性について解説する百科事典記事。
📌 主なポイント
- ✓面積は15,273.78平方キロメートルで、北海道に次いで全国第2位の広さを持つ。
- ✓県庁所在地は盛岡市であり、人口の多くは北上盆地に集中している。
- ✓全域が豪雪地帯に指定されており、内陸部では冬季に極めて低い気温が観測される。
岩手県は、日本の東北地方北部に位置する県であり、県庁所在地は盛岡市です。北は青森県、西は秋田県、南は宮城県と隣接しています。面積は15,273.78平方キロメートルで、北海道に次いで日本で2番目に広い都道府県です。
地理と地形
岩手県の地形は、内陸部の北上盆地と、東側の北上山地、西側の奥羽山脈によって構成されています。県人口の大部分は北上盆地に集中しており、沿岸部は平地が少なく小都市が点在する地形です。県内には早池峰山や岩手山、八幡平などの山岳地帯が広がっています。
気候
岩手県は全域が豪雪地帯に指定されており、西和賀町などは特別豪雪地帯に含まれます。内陸部では大陸性気候の特徴が強く、冬季には氷点下15度から20度前後の気温が観測されることも珍しくありません。特に盛岡市薮川は、本州でも有数の極寒地として知られています。
名称の由来
「岩手」という名称は、県庁所在地である盛岡市の所属郡名「岩手郡」に由来します。その起源については、悪鬼を懲罰した際に岩の上に手形を残させたという「三ツ石さま」の伝説が広く知られています。また、文献上では『大和物語』に登場する鷹の名として「岩手」が記されており、古今和歌集の「いはでおもふぞいふにまされる」という歌に掛けた表現としても親しまれてきました。
歴史的変遷
明治時代初期の廃藩置県を経て、現在の岩手県の枠組みが形成されました。1872年の発足当初は「巌手県」と表記されることもありましたが、1923年に「岩手県」の表記に一本化されました。県内には中尊寺金色堂をはじめとする歴史的遺産が数多く残されています。
よくある質問
岩手県の面積は全国で何番目ですか?
北海道に次いで全国で2番目に広い都道府県です。
「岩手」という名称の由来は何ですか?
県庁所在地である盛岡市の所属郡名「岩手郡」に由来します。また、悪鬼を懲罰した伝説や、古歌にちなんだ名称という説があります。
岩手県の気候の特徴は何ですか?
全域が豪雪地帯に指定されており、内陸部を中心に大陸性気候の影響で冬季は非常に厳しい寒さとなります。
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東北地方盛岡市奥羽山脈北上川中尊寺
参考文献
- 国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」
- 気象庁「過去の気象データ検索」
- 岩手県例規集