日本の元号
承和 (日本)
日本の元号の一つである承和(じょうわ)についての解説。天長の後、嘉祥の前で、834年から848年までの仁明天皇の時代を網羅し、主な出来事や歴史的背景を検証します。
📌 主なポイント
- ✓承和は日本の元号の一つで、834年から848年までの期間にわたって使用された。
- ✓承和期の天皇は仁明天皇である。
- ✓承和2年(835年)に弘法大師空海が高野山奥の院で入定した。
- ✓承和9年(842年)には承和の変が起き、恒貞親王が廃太子された。
承和(じょうわ/しょうわ)は、日本の元号の一つ。天長の次にあたり、嘉祥の前身にあたる。使用された期間は西暦834年から848年までの期間であり、この時代の天皇は仁明天皇であった。
改元と期間
天長11年1月3日(ユリウス暦834年2月14日)に改元が行われ、承和15年6月13日(ユリウス暦848年7月16日)に嘉祥へと改元された。
承和期の主な出来事
承和年間には、政治的な変動から天変地異まで多くの記録が『続日本後紀』などの史料に残されている。
- 承和元年(834年):遣唐使として藤原常継らが任じられた。また、畿内の班田を12年に1度と改め、『令義解』が施行された。
- 承和2年(835年):承和昌宝が鋳造された。同年3月21日には、高野山奥の院にて弘法大師空海が入定した。
- 承和4年(837年):六衛府に対して京中の盗賊捜索が命じられた。この年、ハレー彗星などの彗星が現れ、陸奥国玉造郡で温泉が湧出した。
- 承和5年(838年):伊豆諸島神津島の天上山が噴火した。
- 承和6年(839年):諸国に庚午年籍の写しを提出させ、西の空に彗星が出現した。
- 承和8年(841年):信濃国および伊豆国で大きな地震が発生した。
- 承和9年(842年):承和の変が発生し、謀反を企てたとして恒貞親王が廃太子され、伴健岑や橘逸勢らが流罪に処せられた。
よくある質問
承和はいつからいつまでの元号ですか?
西暦834年から848年までの期間です。
承和時代の天皇は誰ですか?
仁明天皇です。
承和の変とは何ですか?
842年に発生した政変で、謀反を企てたとして恒貞親王が廃太子され、伴健岑や橘逸勢らが流罪となった事件です。
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参考文献
藤原良房、藤原良相、伴善男、春澄善縄、県犬養貞守『續日本後紀』河内屋勘助; 須原屋茂兵衛; 須原屋伊八; 山城屋佐兵衛; 岡田屋嘉七、1843年。