教育
日本の入学試験における英語教育と試験問題の総称
日本の入学試験における英語の試験問題およびその対策としての教育法の総称である受験英語について、出題形式や歴史的背景、議論点を解説する百科事典記事。
📌 主なポイント
- ✓受験英語は、日本の各種学校の入学試験における英語の試験問題およびその対策教育の総称である。
- ✓出題形式には、語彙、英文法、英文読解、英作文、リスニングなど多岐にわたるバリエーションが存在する。
- ✓文法や構文解釈に重きが置かれる傾向がある一方で、実用的なコミュニケーション能力との関係性について様々な議論や指摘がなされている。
受験英語(じゅけんえいご)とは、日本の学校入学試験における英語の学科試験問題、およびその対策として行われる英語教育法の総称である。「入試英語」とも同義語として扱われる。広義には、高等学校、高等専門学校、短期大学、大学、大学院などの入試における英語試験全般を含む。
概説
大学入試は原則として高等学校の学習指導要領に沿って出題されるが、試験の難易度や形式には多様なバリエーションが存在する。多くの受験生にとって、英語は最も学習時間を費やす入試科目の一つとして位置づけられており、大学院入試においても英文和訳などを中心に重視されている。
一方で、実用的なコミュニケーション能力やスピーキング能力との乖離が指摘されることも多く、文法事項や構文の正確な解釈に重点が置かれる傾向にある。ただし、文法に基づく構文解釈力は、高等教育において複雑な英文を読み解く基礎学力として機能する側面もある。
主な出題形式
入試で出題される形式は多岐にわたり、学校種別や年度によって異なるが、一般的には以下のような分野に分類される。
語彙
- 英単語の知識を問う問題
- 英熟語(イディオム)の用法に関する問題
英文法
- 空所補充問題
- 誤文訂正問題
- 整序英作文(並べ替え問題)
英文読解
- 空所補充
- パラグラフ整序
- 内容一致問題
- 内容・理由説明問題
- 英文和訳
英作文
- 条件英作文
- 和文英訳
- 自由英作文
リスニング・その他
- 内容一致を聞き取りで確認するリスニング試験
- 一部の試験では面接やグループ・ディスカッションなどの発話形式が導入される場合もある
よくある質問
受験英語とは何を指しますか?
日本の高等学校、大学などの入学試験に出題される英語の学科試験問題、およびその対策としての英語教育法の総称です。
どのような出題形式がありますか?
英単語や英熟語などの語彙、空所補充や誤文訂正といった英文法、英文和訳や内容一致を含む英文読解、英作文、さらに一部の試験ではリスニングなどが導入されています。
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日本の大学受験英語教育学習指導要領TOEIC大学入試センター試験
参考文献
別宮貞徳『欠陥だらけの大学英語入試』 (1996年、マガジンハウス)
Gareth Watkins、小林功、河上道生 『これでいいのか大学入試英語〈上〉〈下〉』 (1997年、大修館書店)
Gareth Watkins、小林功、河上道生 『これでいいのか大学入試英語〈上〉〈下〉』 (1997年、大修館書店)