地理
カラコルム山脈の地理と特徴

パキスタン、インド、中国の国境付近に位置するカラコルム山脈の地理、高峰、氷河、歴史について解説する百科事典記事。
📌 主なポイント
- ✓カラコルム山脈はパキスタン、インド、中国の国境付近に位置している。
- ✓世界第2位の高峰であるK2(8,611m)がそびえている。
- ✓極地を除き世界最大級の氷河地帯が広がっている。
カラコルム山脈(カラコルムさんみゃく、英: Karakoram range、中: 喀喇昆仑山脉)は、パキスタン、インド、中国の国境付近に横たわる巨大な山脈である。アジアの大きな山塊の一部として広義のヒマラヤ山脈に含まれることがあるものの、狭義のヒマラヤ山脈とは独立した山脈として扱われる。名称はテュルク語やモンゴル語で「黒い砂利」を意味する。

山脈の長さは約500キロメートルに及び、世界第2位の高峰であるK2を筆頭に、標高7,000メートルを超える山々が60座以上存在している。これらの高山は主にパキスタンのギルギット・バルティスタンに集中している。
地理と周辺地域
カラコルム山脈は北東部でチベット高原に接し、北にはアフガニスタンとタジキスタンの国境が存在する。また、パミール高原にも囲まれており、北西部はヒンドゥ・ラジ山脈を経てヒンドゥークシュ山脈へとつながっている。南東側ではインダス川やギルギット川、ショーク川といった河川がヒマラヤ山脈との境界を形成している。

氷河と地形
極地を除けば、カラコルム山脈は世界最大の氷河地帯の一つとして知られている。多くの氷河が表面を瓦礫に覆われているのが特徴である。長さ70キロメートルのシアチェン氷河や、63キロメートルのビアフォ氷河などが位置している。
主な高峰
カラコルム山脈には数多くの高峰がそびえており、その多くがパキスタン北部に集中している。
- K2(8,611メートル)
- ガッシャーブルムI峰(8,068メートル)
- ブロード・ピーク(8,047メートル)
- ガッシャーブルムII峰(8,035メートル)
- マッシャーブルム(7,821メートル)
- ラカポシ山(7,788メートル)

よくある質問
カラコルム山脈の名前の由来は何ですか?
テュルク語やモンゴル語で「黒い砂利」を意味する言葉に由来しています。
カラコルム山脈の最高峰は何ですか?
世界第2位の標高を持つK2(8,611メートル)が最高峰です。
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参考文献
『山と溪谷』2018年2月号、山と溪谷社、15頁。