航空法
航空法における型式承認制度の概要と仕組み
航空法に基づく型式承認制度について解説。予備品証明対象部品や特定救急用具に関する安全性基準の適合証明手続きを分かりやすく紹介します。
📌 主なポイント
- ✓型式承認は、航空機の部品や用具の安全性基準への適合を証明する制度である。
- ✓予備品証明対象部品の基本設計が基準に適合していると認められた場合、型式承認認定検査合格書が交付される。
- ✓特定救急用具の型式承認を受けることで、個別の国土交通大臣の検査を受ける必要がなくなる。
型式承認(かたしきしょうにん)とは、航空法に基づいて定められた制度の一つであり、国内で製造および使用される予備品証明対象部品などの基本設計が、強度、構造、性能に関する安全性基準を満たしていることを国土交通大臣が証明する仕組みを指します。
予備品証明対象部品の型式承認
国内で製造され使用される予備品証明対象部品の基本設計が、航空法第10条第4項第1号の安全性基準に適合していると検査で認められた場合、型式承認認定検査合格書が交付されます。ただし、この認定を受けた部品を耐空証明を有する航空機に実際にとりつける場合には、別途、耐空証明、修理改造検査、あるいは予備品証明を受ける必要があります。
特定救急用具型式承認
航空機に搭載される救急用具のうち、性能及び構造について国土交通大臣の検査に合格したものでなければ使用できないものを「特定救急用具」と呼びます。その型式について国土交通大臣の承認を受けた特定救急用具については、個別の検査を受ける必要が免除されます。この仕組みを特定救急用具型式承認と呼びます。
よくある質問
型式承認とは何ですか?
予備品証明対象部品などの基本設計が、強度・構造・性能に関する安全性基準を満たしていることを国土交通大臣が証明する制度です。
特定救急用具型式承認を受けるとどうなりますか?
国土交通大臣の承認を受けた特定救急用具は、個別の検査を受ける必要がなくなります。
関連記事
航空協定国際民間航空機関
参考文献
日本航空技術協会 『航空機の基本技術』 1989年 ISBN 4930858364